
ショウ・ルオ、「原宿で買ったパーカー」を羽織って
“ダンス・キング”の異名をもち、中華圏で人気の台湾アイドル、ショウ・ルオ(羅志祥)が5月28日、東京・グローブ座で、日本公式ファンクラブの結成一周年を記念した初の来日ファンミーティング(昼夜2回公演)を開催した。また、昼公演後の会見では、日本盤アルバム『Only for You』(7月20日発売/ポニーキャニオン)で日本デビューすることが発表された。アルバムには、日本語バージョンの『ONLY YOU』が収録される。
デビューについてショウ・ルオは、「とても嬉しい。これをきっかけに、これから日本語の歌をたくさん歌って自分の気持ちを伝えたい」と意気込んだ。また、ショウ・ルオに会うために台湾まで足を運んでくれる日本のファンに対し、「台湾まで来るのは大変。(僕が)日本で歌えば、彼女たちも喜んでくれると思う」と想いを語った。
イベントでは、ショウ・ルオが客席後方から現れ、客席を縫ってステージに登場。「ファンと至近距離で交流するのが好き」というショウ・ルオの提案で、来場者全員と、ツーショット写真撮影や握手、ハグが行われた。ショウ・ルオは「写真撮影やハグをすることは“特別”なこと」とし、「ファンも普通はしてくれないと思っているので、(他国でイベントをする時も)みんな大抵びっくりする。それがいいんです。それでみんながファンクラブに入ってくれたら(笑)」とちゃっかりPR。そして、日本のファンと直接触れあえた事に、満面の笑みを見せながら「(ファンと触れ合うことは)大好きです。めっちゃ幸せ!」と日本語で話し、「イベントが終わって、楽しかったこと、嬉しかったことを思い出してくれると嬉しい」とファンにメッセージを送った。また、ファンの年齢層も幅広く、中には男性ファンの姿もあったことに「印象的だった」と話し、日本のファンの特徴を、ジェスチャーを交えながら日本語で「恥ずかしがり屋が多い。(柔らかくハグする仕草で)優しい!」と茶目っ気たっぷりに笑いを誘った。
他国でファンミーティングをする際は1回公演で長時間だが、今回の初ファンミーティングは2回公演で、時間の関係からか、歌唱は『TOUCH MY HEART』の1曲にとどまった。ショウ・ルオは「この(触れ合う)やり方に慣れてもらって、これからどんどん変えて行きたい。来年も再来年も、日本の各都市で異なるイベントやライブショーをしたい」と抱負を述べた。
今後の日本での予定を問われると、日本語で「今日のイベントが終わって、すきやきに…」と笑いを誘うなど、人懐っこい笑顔でジョークを飛ばした。
なお、このイベントの模様を収めたメモリアルカードサービスを「メモカぴあ」で受付中だ。
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