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新国立劇場、来期の注目はデヴィッド・ビントレーの新作バレエと坂東三津五郎を配した坂手洋二の書き下ろし 2008/1/18 19:32配信

写真左より:鵜山仁(演劇芸術監督)、若杉弘(オペラ芸術監督)、牧阿佐美(舞踊芸術監督)

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2007年10月に開場10周年を迎えた「新国立劇場」。その2008/2009シーズンのラインナップが1月17日に発表された。

舞踊部門は、バレエとコンテンポラリー・ダンスをふたつに分けて。まずバレエの注目は、世界初演となるオリジナル作品『デヴィッド・ビントレーのアラジン』。「年に1作は大勢の方に楽しんでもらえるものを必ず(ラインナップに)入れたい」と語る芸術監督・牧阿佐美が、2005年の『カルミナ・ブラーナ』で新国立劇場でもおなじみとなった英国バーミンガム・ロイヤルバレエの芸術監督デヴィッド・ビントレーに話を持ちかけ、実現した新作だ。ほかにジョージ・バランシンの『セレナーデ』、米国人振付家トワイラ・サープの『プッシュ・カムズ・トゥ・ジョヴ』(日本初演)、スペインのナチョ・ドゥアトの『ポル・ヴォス・ムエロ』ほか現在内容未確定の1本を含めたオムニバスにして贈る『Ballet the Chic』も注目したい。コンテンポラリー・ダンスは“音楽と出会う”が年間のテーマ。注目は金森穣で、彼自身のカンパニーNoismとともに新国立劇場に登場、既成概念を打ち破るエモーショナルなダンス作品に期待が膨らむ。バレエは全6公演、コンテンポラリー・ダンスは全4公演を行う。

演劇部門は、全8作品の上演を予定。「舞台というのは魔法の箱のようなもの」と、芸術監督・鵜山仁が語るように、新シーズンの幕開けは「劇場というフィクション」に関わる3作品でスタートを切る。三島由紀夫作の近代能楽集より『綾の鼓』『弱法師』を五反田団の前田司郎、桃園会の深津篤史がそれぞれ演出、そのほかイタリアの劇作家ルイジ・ピランデルロの『山の巨人たち』をパリ・オデオン座の前芸術監督ジョルジュ・ラヴォーダンが手がけ、最後はフランスのピエール・コルネイユの『イリュージョン・コミック』を鵜山仁が演出する。注目の新作は、能『鵺』を題材に、坂東三津五郎を配して坂手洋二が描く『現代能楽集 鵺』。現代に潜む様々な“鵺”を描くことで、日本人が時代を通じてどんな“怪物”と格闘していったのかを浮かび上がらせる。

同時に発表されたオペラのラインナップも含め、各部門ともおなじみのレパートリーは残しつつも、新シーズンに向けて新しい手触りの作品を用意した。それらの作品群が、“新国ブランド”に新風を吹き込ませることを期待したい。2008/2009シーズンは、今年9月より始まる。

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