
笑顔で登壇するキム・レウォン その1
甘いマスクで人気を誇る韓国スター、キム・レウォンが緊急来日。15日に主演作『花影』を上映中のシネマート六本木にて舞台挨拶を行った。前売りチケット約600枚(舞台挨拶4回分)は即日ソールドアウトとあって、客席はもちろん、劇場の外にも多くの女性ファンがあふれ熱気を帯びていた。
割れんばかりの黄色い歓声に包まれながら登壇したキム・レウォンは、早速“100万ドルのスマイル”と称される輝く笑顔を振りまき「お会いできてとてもうれしいです、アリガトウゴザイマス」と挨拶。4日後(3/19)に誕生日を控えており「少し早いですが、特別な誕生日になりました」とファンの熱烈歓迎に感謝の意を表していた。
『花影』は韓国人男性(キム・レウォン)と在日三世の女性(山本未來)が織りなす切なく幻想的なラブストーリー。キム・レウォンにとっては初の日本映画出演。「もし気に入っていただければぜひ周りにもおすすめください。でも期待はずれだったら、内緒にしておいて(笑)」とキム・レウォン。そんなお茶目な一面に、ファンの熱気はさらにヒートアップしていた。
舞台挨拶中には、共演者の山本未來が飛び入りで登壇するうれしいサプライズも。キム・レウォン自身、山本の来場は知らされていなかったようで驚いた表情を見せていた。「山本さんの韓国語はとてもお上手。日常生活が送れるほど」とキム・レウォンに褒められた山本だが、実際には「もっとしっかり韓国語を勉強して、いろいろお話したかったですね」と少し後悔が残っている様子。また、「キムさんにとって、初めて共演する日本人女優として、いい印象を与えたかったんですが……日本の女性は私みたいに気が強いタイプばかりじゃないんですよ!」と語り、撮影の舞台裏で、役柄について白熱したディスカッションが繰り広げられたことを明かした。
取材・文・撮影:内田涼
『花影』
シネマート六本木、新宿K’s cinema他にて公開中
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