
(左から)武藤昭平、大竹しのぶ、原田芳雄、麻生久美子、岩松了監督、小林薫
オダギリ ジョー主演最新作『たみおのしあわせ』の完成披露試写会が15日、都内で行われ、出演の麻生久美子、原田芳雄、大竹しのぶ、小林薫、そして監督・脚本を務めた岩松了、音楽を担当したバンド・勝手にしやがれの武藤昭平が出席。オダギリはブラジルで次回作を撮影中のため欠席した。
映画は、親離れ子離れできないダメ親子(原田、オダギリ)が、息子の結婚を成就させようと奮闘する姿をユーモラスに描いた物語。テレビ朝日系ドラマ『時効警察』シリーズで共演したオダギリ、麻生、岩松の3人がタッグを組んだ話題作で、近年は俳優として活躍していた岩松が14年ぶりに長編映画のメガホンを取った。
オダギリと麻生をキャスティングした理由について、岩松監督は「実は『時効警察』が始まる前から、2人の出演作を作ろうと決めていた。でも途中で企画がポシャってしまったので、麻生さんには声を掛けることができなかった。そうこうするうちに、『時効警察』で一緒になって。オダギリくんも『オファーがきたら受けた方がいいよ』と麻生さんに口添えしてくれていたようです」とコメント。そんな岩松監督のラブコールを受けて出演した麻生は「岩松さんの書くセリフはユーモアたっぷりですごく魅力的。岩松さんの世界でセリフを言うのがいつも楽しみだった」と岩松監督を絶賛した。
オダギリも麻生もそれぞれ昨年末に入籍したばかり。麻生は劇中で一足早くウエディングドレス姿を披露しており、「やっぱりドレスを着ると気分が上がりますね。すごくうれしかった」と幸せいっぱいの表情を見せた。
『たみおのしあわせ』
7月、シネスイッチ銀座ほかにて全国順次ロードショー
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