
(左から)大森、仲村、麻生監督
宮部みゆきの人気小説をWOWOWでドラマ化した『長い長い殺人』。麻生学が監督を務め、仲村トオル、長塚京三、谷原章介、大森南朋らが出演した本作の、特別劇場公開が決定。劇場での公開を記念して、公開初日の5月31日に舞台あいさつが行われた。
当日は、麻生監督をはじめ、仲村トオル、大森南朋が登壇。この日は朝から雨が降っていたが、観客席は満員で、監督からは「初回を見ようと思って11時に劇場に来たら満席だった。人生で、自分の作品で満席になった映画は始めてです」と感無量の様子。仲村は、「去年の11月にWOWOWにて放映され、本日から劇場で公開され、また、共演者の西田尚美さんには赤ちゃんができ、酒井美紀さんは結婚の発表があり、僕もそこそこ幸せで、幸せな展開をしている映画です」とコメントすると、再び監督から「満席になったことがないから幸せ。今日、ご覧になって、おもしろいと思った方は、周りの人に勧めていただけると幸せです」と、満席の喜びを何度も述べていた。
過去に犯人を追う刑事役は演じているものの、探偵役は本作が初出演となった仲村。この役のオファーが来たとき、ちょうど宮部作品である「名もなき毒」を読み終え、これを演じたいと思っていたそうで、「もし『名もなき毒」の映像化権をWOWOWさんが持っているのなら…と考えて断らずに受けました。が、さっき聞いたら、持っていないそうで…」と告白。 『名もなき毒』の映像化権はどこにあるのか、誰が演じることになるのか気になるところだが、まずは、2週間限定上映となる『長い長い殺人』を劇場で堪能したい。
『長い長い殺人』
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