
舞台あいさつに登壇したゲゲゲ一族
水木しげる原作で絶大的な人気を誇る漫画『ゲゲゲの鬼太郎』。昨年、実写映画化され大ヒットとなった前作に続き、待望の第2弾となる『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』が7月12日(土)より公開。公開に先立ち、本作の完成披露試写会が1日、東京・代々木第二体育館で行われ、本木克英監督のほか、ウエンツ瑛士、北乃きい、田中麗奈、大泉洋、間寛平、寺島しのぶ、ソ・ジソブ、佐野史郎、上地雄輔、室井滋、緒形拳の豪華キャスト陣が集結。ファンの大歓声の中、舞台あいさつが行われた。
今作は、人間との許されざる恋をテーマにした悲劇を軸に、人間と妖怪との共生を描いたオリジナルストーリーが展開。前作よりもダークな部分が強調され、より深い世界観が描かれる。前作に引き続き、鬼太郎を演じたウエンツは「もともと『ゲゲゲの鬼太郎』にはいろんな性格の鬼太郎がいる。今回はこの映画に合わせた鬼太郎を一から作り直した」と新生・鬼太郎をアピール。
今回は田中や大泉ら前作のレギュラー陣に加え、ゲスト陣も豪華な顔触れがそろった。唯一の人間役でヒロイン・楓を演じた北乃は、妖怪役の共演者たちについて「見た目はちょっと怖い妖怪ですけど、とても心の優しい方たちです」とコメント。また、人間との許されざる恋に破れた濡れ女役の寺島は、妖怪メークにかなりの時間がかかったというエピソードを披露。それを受け、鬼太郎の宿敵で、大妖怪・ぬらりひょんを演じた緒形は「メークしなくてもお化けみたいな人たちばかりで楽しい現場でした」と撮影を振り返った。そんな鬼太郎ファミリー初参加メンバーと、レギュラー陣との妙な掛け合いも楽しみなところ。
最後に、ウエンツが「この映画が楽しくないわけがない!」と自ら太鼓判を押し、「最後の最後まで席を立たず、見逃さないように注目して見てください」とファンに呼び掛けた。本木監督が「導入部分でいろんな見え方、感情移入ができるようにした」と語る本作。前回に比べてスケールアップし、老若男女問わず楽しめる本作をぜひスクリーンで楽しみたい。
『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』
7月12日(土)より、全国ロードショー
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