
浜崎、桜井、大沢の3人の演奏風景 『40歳問題』製作委員会
人生80年とするならば、40歳は折り返し地点。この折り返し地点を迎えた“アラフォー”のミュージシャンたちが、これまで歩んできた人生を振り返り、これからの人生をどう生きるかを描いた映画『40歳問題』が来春に公開される。
出演するのは、「イカ天」初代グランドチャンピオンとなった「FLYING KIDS」のボーカル、浜崎貴司(1965年生まれ)、DJとしても活躍している大沢伸一(1967年生まれ)、そして「真心ブラザーズ」の桜井秀俊(1968年生まれ)。デビューから約20年が経ち、それぞれ結婚、離婚、バンドの解散といった出来事を経て、今もミュージシャンとして活躍している彼らの人生を、『ナヴィの恋』で知られる中江裕司監督(1960年生まれ)が追う。主題歌は出演者3人が手掛けたオリジナルソング「ノー・コントロール」。
テレビドラマから生まれた“アラフォー”という言葉が流行しているように、40歳という年齢だからこそ考えること、わかることは何か。そして、これからどう生きていくのか。そのテーマを追うべく、9月7日には同じ『40歳問題』なるライブが都内で開催され、前述の3人のほか、総合演出を手掛ける箭内道彦とリリー・フランキーによるユニット「青りんごス」や、スネオヘアーも参加。このライブイベントの映像も映画で使用される。また、『40歳問題』なる本の出版も予定されている。
バブル時代を青春時代に経験し、さまざまな出来事を通り抜けてきた40代の直面している現実とは? 彼らがこの先に見ているものとは? 箭内道彦や角田光代、洞口依子、新田恵利、小川直也といった面々も映画にゲスト出演し、撮影には優しくやわらかい写真を撮るフォトグラファーとして知られる市橋織江が担当。アラフォーの人はもちろん、これから迎える人にとっても考えさせられる1本になっているのではないだろうか。完成が待ち遠しい。
『40歳問題』
2009年早春公開予定
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