ロック・バンド、JUN SKY WALKER(S)が、再結成後のラスト・ツアー「J(S)W 20th ANNIVERSARY LAST TOUR “THANK YOU”」のファイナル公演を、10月26日に日比谷野外大音楽堂で行った。
昨年11年ぶりに復活したジュンスカは、デビュー20周年を記念し今年2月から5月まで全国ツアー「MY GENERATION」を実施。夏にはSUMMER SONIC、RISING SUN ROCK FESTIVALなどロック・フェスに出演し、9月よりラスト・ツアーをスタートした。
ラスト・ツアー・ファイナルのこの日は、ツアー「MY GENERATION」の経験からできた新曲「青春」からライブが始まった。日比谷野外大音楽堂は、1997年6月に解散ライブを行った彼らにとってもファンにとっても思い出の場所。「歩いていこう」「白いクリスマス」「Let's Go ヒバリヒルズ」など数々の名曲が披露されると、1曲1曲を噛み締めるようにファンもあわせて大合唱した。
アンコールには、「START」「全部このままで」「すてきな夜空」などを演奏し、ラストにはもう一度「青春」をファンと一緒に熱唱。「11年前はケンカ別れのドロドロの解散だったと思う。そのときの解散ライブはさらっとやって、ずっと悔いが残っていた。11年さかのぼって言います、ありがとう!!」とファンへ何度も感謝を述べると、4人はステージ上でしっかりと抱き合った。ジュンスカにとって2度目の青春が幕を閉じたが、青春は何度でも蘇らせることができることをこの1年で4人が体現した。
なお、単独ツアーはこれが最後となるが、年内はイベントへの出演も決まっている。