
左から、秋山奈々、石田卓也、芦名星
今年1月にフジテレビ系列でドラマ化された「鹿男あをによし」で直木賞最終候補にもなった万城目学のデビュー作「鴨川ホルモー」。来年のゴールデンウィーク公開予定で映画化されるのに続いて、舞台化されることが決定。東京公演の会場となる吉祥寺シアターで12月4日、出演者の公開最終オーディションと製作発表が行われた。
物語は京都を舞台に、「京大青龍会」という正体不明の怪しいサークルに入ってしまった大学生たちが、千年に渡り伝承されてきた謎の競技“ホルモー”に翻弄される姿を、恋や友情を交えて、コミカルかつエネルギッシュに描き出す。
これが自身初の舞台化となる原作者の万城目は「登場人物の真面目さが逆に空回りして浮かんでくる面白さを、映画も舞台もそれぞれに引き出してもらえるのでは」と期待を寄せた。舞台版の脚本・演出は、映画『岸和田少年愚連隊』や『愛を乞う人』などの脚本を手がけた鄭義信(チョン・ウィシン)が務め、主人公となる俺「安倍」役には映画版では別の役を演じる石田卓也、ヒロインの早良京子役には映画版と同じく芦名星、また秋山奈々、D-BOYSの中川真吾の出演と共に、応募総数3,296名の中から選出された男性6名、女性3名の布陣で展開する。
舞台版「鴨川ホルモー」は2009年5月15日(金)から6月7日(日)まで東京・吉祥寺シアターにて上演。チケット一般発売は2月14日(土)。東京公演終了後は6月末まで各地での上演が予定されている。
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.