“ゴスロリ”歌姫が殺害される女性役で声優初挑戦 2009/1/15 10:30配信

1981年に公開されたホラー映画『血のバレンタイン』をリメークし、デジタル3Dで上映する『ブラッディ・バレンタイン 3D』が、2月14日のバレンタインデーに日本公開される。同作の日本語吹き替え版でイメージソング「鏡の国のアリア」を歌い、声優も務めた“ゴスロリ”ファッションで人気の歌手・北出菜奈がこのほど、都内で公開アフレコを行った。

声優初挑戦の北出は「普段セリフをしゃべることがないので、どうしゃべればどう聞こえるのか分からなかった」と戸惑いを口にしたが、殺害される女性の声を演じ「殺される時の叫び声はやりやすかった。叫びは歌に近いところがあるし、最近レコーディングでよく叫んでいたので」と笑顔でコメント。自身の歌がイメージソングに抜てきされたことについては「歌のイメージが映画に合っているので違和感はなかったけど、ハリウッド映画に起用されたのは意外だった。でも恐怖をエンターテインメントにしているところは、私の歌にも通じるところがある」と語った。

ホラー映画をデジタル3Dで上映するのは初めての試みで、「恐怖がじわじわと来る普通のホラー映画と違って、『がっ！』って飛び出した時に新しい怖さを体験できる。皆さんにもぜひ体験してほしい」とアピールした。

『ブラッディ・バレンタイン 3D』
2月14日（土）より、池袋シネマサンシャイン、新宿バルト9、TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー