伝説のヒップホップユニットが復活。13年ぶりのアルバムをリリース 2009/1/21 昼12:30配信

伝説のヒップホップユニット、MICROPHONE PAGER(マイクロフォン・ペイジャー)が復活し、約13年ぶりとなるニュー・アルバム『王道楽土』をリリースした。

MICROPHONE PAGERは、MURO、TWIGY、P.H.FRON、MASAO、DJ GOの5人で1992年に結成。日本のヒップホップ黎明期から圧倒的な存在感でシーンを牽引し、最も重要なユニットとして当時のキッズたちに影響を与えた。今回は、MUROとTWIGYの2人により復活を果たした。

そんな彼らが発表した新作『王道楽土』は、ZEEBRA、Mummy-Dら90年代を共に盛り上げたベテランから、彼らに影響を受けた若手までが参加。この新作についてふたりは、「(このアルバムを聴いて)今の日本のラップ、ヒップホップがどうなってるか気付いてほしい。これがリアル・ジャパニーズ・ラップ、リアル・ジャパニーズ・ヒップホップだから」(TWIGY)、「(日本でヒップホップで勝ち上がるのは無理と)諦めかけてる人たちに対して、“間違いなかったんだ！　ヨシ、続けてみよう!!”と体感させる、暗闇から光が差すような濃厚なアルバム。御賞味あれ！」(MURO)とコメント。彼らの復活により、日本のヒップホップシーンにいかなるムーブメントが巻き起こるのか期待が高まる。