
吉俣良
東京ニューシティ管弦楽団のオーケストラ・サウンドにのせて、歌手、神崎ゆう子がお馴染みの童謡をお届けするコンサート「美しき日本の歌」が今春開催される。
神崎ゆう子はNHK『おかあさんといっしょ』に第16代うたのお姉さんとして出演したのをはじめ、『みんなのうた』など多くのテレビ・ラジオ番組で童謡を歌い続けてきた。彼女は、童謡には幼い頃、お母さんに歌ってもらった曲、夕焼けの色、故郷の風景など、人それぞれに特別な思い出が詰まっていると語る。
『せいくらべ』や『たき火』、『あめふりくまの子』など、馴染み深い童謡が並ぶ本コンサートでは、彼女の優しい歌声に誘われて、心の奥に大切にしまわれたあの頃の思い出がきっと蘇ってくるはずだ。
そんな心温まるコンサートに、2008年度NHK大河ドラマ『篤姫』の音楽を担当した作曲家、吉俣良の出演が急遽決定。激動の時代を力強く生き抜いた女性の物語を彩った音楽を、今回初めて彼自身がフル・オーケストラをバックに指揮しお届けする。
篤姫の故郷と同じ鹿児島出身である彼は作曲の折、30年ぶりに故郷で暮らし、ふるさとの持つ温かさや優しさ、そして厳しさを実感したという。そんな想いから作られた篤姫の音楽は、神崎ゆう子の歌う童謡に息づく想いに通じるところがあるだろう。
古き良き日本の心にたっぷりと触れられるコンサートは、3月22日(日)立川市市民会館(アミューたちかわ)(東京)、3月27日(金)北とぴあ さくらホール(東京)にて開催。
◇公演情報◇
3月22日(日) 立川市市民会館(アミューたちかわ)(東京)
3月27日(金) 北とぴあ さくらホール(東京)
◇予定プログラム◇
せいくらべ
たき火
あめふりくまの子
里の秋
ねむの木の子守歌
早春賦
みかんの花咲く丘
「篤姫」よりメインテーマ 他
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