
夢の共演を果たしたエリック・クラプトン(写真右)とジェフ・ベック(写真左)<br>(C)ニシムラユタカ
共に伝説のロック・バンド、ヤードバーズのギタリストだったエリック・クラプトンとジェフ・ベック。同時期に自身の単独来日公演も開催しているふたりの共演が、2月21日、22日の2日間にわたり、さいたまスーパーアリーナでついに実現した。
2万人のファンが来場した2月21日のステージは、第1部はジェフ・ベック、第2部はエリック・クラプトン、第3部はふたりによる共演という3部構成で展開。お互いのライブへの出演という形で共演したことは何度かあったが、このような形での本格共演は世界初となった。
二大ギタリストの共演とあって、世界中のファンが注目していたこの度の共演に向け、「みんなの期待通りにはいかないだろう。びっくりする事もあるはず。実は自分自身もドキドキしている」とコメントしていたジェフ・ベックが最初に登場し、アンコール1曲を含む全11曲を披露。その後クラプトンが登場し、代表曲『レイラ』のアンプラグド・バージョンなどを含む全9曲を披露し、それぞれのステージは終了した。そして、クラプトンとベックがふたり揃って登場すると、オーディエンスからは大歓声が沸き起こった。満場のファンを前に、ふたりはマディー・ウォーターズの『ユー・ニード・ラヴ』やスライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの『アイ・ウォント・トゥ・テイク・ユー・ハイヤー』など全7曲を演奏した。
なお、エリック・クラプトンは2月24日(火)、25日(水)、27日(金)、28日(土)に日本武道館にて自身の単独公演も行う。
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