
「滝沢演舞城'09」
滝沢秀明が座長を務める舞台「滝沢演舞城'09」の製作発表が2月27日、都内で行われた。2006年の初演から数えて今回で4回目となる恒例の舞台。滝沢は、「舞台が始まる頃は桜の降る季節。日本の美しい季節に『滝沢演舞城』ができるのは楽しみ。去年に負けない舞台をお見せしたい」と語った。今年は27歳の誕生日(3月29日)を初日に、42回の公演を行う予定。
公演は2部構成で、1部では日本の歴史や物語、伝統芸能を滝沢流にアレンジして、フライング、イリュージョン、アクションなどで見せる予定。2部では恒例となっている『源義経』の生涯や伝説を、滝沢なりに新たな視点を加えて描き出すという。また、昨年も演じて好評を得た“滝沢歌舞伎”もより進化させ、台詞入りの芝居を入れた女形に挑戦する予定だ。さらに滝沢は、監督・脚本・演出・撮影・編集・出演の1人6役を務める短編映像の制作にも挑戦する。映像は劇中に流れる予定で、自らオファーし、快諾を得たという近藤真彦らも登場する予定。映像については、「今、家で脚本を書いたり、ロケハンに行ったりしています。内容的には、日本の“お化け”が出てくるような怖い作品を考えています」と語っていたが、映像にこだわりを持つ滝沢だけに、どんな作品になるのか楽しみだ。
また、もはや「滝沢演舞城」名物となったお弁当についても「今年も考案中」とのこと。ちなみに、ぴあ限定の『一階桟敷席+お弁当セット(16000円)』も発売するが、
、「新橋演舞場のロビーも食事もすべてを使って1ヵ月、楽しみたい」という滝沢だけに、どんな演出でタッキーワールドを見せてくれるか、ファンならずとも興味深いところだ。公演に向け滝沢は、「皆様のお陰で今年も帰って来られて、僕も楽しみにしています。1か月間、楽しんで欲しいと思います」と会見を締めくくった。
滝沢秀明の魅力がふんだんにつまった「滝沢演舞城」。タッキーワールドがどんな進化を遂げるか、今年も話題を呼びそうだ。公演は、3月29日(日)から4月25日(土)まで、東京・新橋演舞場にて行われる。チケットは3月8日(日)に一般発売開始。
取材・文:松原正美
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