
真矢みき、北大路欣也
東京・渋谷の待ち合わせスポットとして知られる忠犬ハチ公の銅像。この像に象徴される人間と動物のきずなの物語として名高いエピソード『ハチ公物語』が、アメリカで『HACHI 約束の犬』として映画化される。映画公開88日前の12日、東京・お台場で、本作のために特別に製作されたハチ公像の除幕式が行われた。
今回お披露目されたのは、“ハチ”にちなんだ、高さ88センチ、重量88キロの“ニュー・ハチ公像”。劇中の愛らしささながらに、けなげな瞳でお座りをする姿が造形されたこの像は、お台場・フジテレビ前広場に設置され、8月8日(土)の公開日までカウントダウンを刻む。
除幕式には、日本語吹き替え版でリチャード・ギア扮する大学教授の声を演じた北大路欣也と、その妻役の真矢みきが登場。アフレコ初挑戦の北大路が「ストーリーが本当に素晴らしく、チャーミングでぬくもりのある物語に引き込まれた。(アフレコを)12時間ぶっ通しでやりましたよ」と語れば、愛犬家である真矢も「北大路さんとご一緒するだけですごく緊張しましたが、すごくいい財産になりました」と話し、作品の出来に自信を見せた。
イベントには、自作のハチ公イラストを持った子供たちも参加。北大路が「これくらいの(年齢の)時に犬を飼っていたんですよ。思い出しますね」とほおを緩ませれば、真矢も「秋田犬といえば茶色っていうイメージですけど、オレンジやいろんな色があって、本当に子供の感性って大きいなって感じます」と感嘆の声を上げる場面もあった。
さらに北大路は「私たちが忘れようとしている人間の美しさ、生きることに対する意識が、この映画で見せてもらえると思います。観客のひとりとして感動した、温かいものを感じる映画です」と話し、真矢も「20年くらい前に仲代達矢さんの『ハチ公物語』を見たんですが、また新たな世界がよみがえるステキなリメーク。アメリカと日本の素晴らしいコラボレーションができていると思います」と作品をアピールした。
『HACHI 約束の犬』
8月8日(土)全国ロードショー
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