
築地な新鮮なマグロに食らいつくバナナマン・日村勇紀
バナナマンの日村勇紀、加藤和樹、中野英雄が主演するオムニバス映画『最高でダメな男(ひと)・築地編』の製作発表が3日、映画の舞台となる築地で行われ、それぞれの監督、出演者が登場した。
『最高でダメな男・築地編』は、“ダメなんだけどどこかカワイイ”男たちを主人公に、築地の活気や、人情を織り交ぜた3つのストーリーが展開する作品。
「築地で一番ダメな男」の主演で“モテないダメ男”を演じる日村は、主役ながらも「ダメでモテない男の役なので、役作りもさほどすることなく挑める。打ち合わせも2分で終わりました」と自虐ネタで会場を笑わせ、「ダメなエピソードは?」との質問には「37歳なのに、金を払い忘れてガスと電気が同時に止まった」と告白し、集まった記者たちをドン引きさせていた。
一方、「TUKIJI流」の主演で心に傷を持つニートで、あこがれの女性のために寿司職人を目指す男を演じた加藤は、板前の衣装で登場。「(会場となった寿司店の)店員さんの目が痛くて。“あいつ何サボッてるんだ”と思われてると思う」と笑顔で語り、自身の板前姿に自信を見せ、「かんからちん」主演の中野英雄は「最近、セリフ覚えが悪くて先輩からも後輩かれも怒られる」とボヤき、記者たちの笑いを誘っていた。
本作には、築地で働いていたところをスカウトされたという“築地のアイドル”、芹沢那菜をヒロインに大抜擢。着物姿で初々しく会見に臨んだ芹沢は、「“ダメ男”でも絶対いいところはあると思う。少しでも自分のことをダメ男だなーって思う人は(この映画を)観にきてもらって、元気になってくれればいいな、と思います」と、世のダメ男たちにエールを送っていた。
『最高でダメな男(ひと)・築地編』
2010年公開予定
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