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ぴあフィルムフェスティバル、グランプリは迷走する若者を描いた『一秒の温度』に 2009/7/31 21:17配信

グランプリを受賞した井上真行監督

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今年で31回目を迎える「ぴあフィルムフェスティバル(PFF)」の自主映画コンペティション、PFFアワードの授賞式が7月31日に開催され、グランプリには井上真行監督が主演も兼ねた『一秒の温度』が決定した。

今年の応募総数は569本。うち、入選作品の16本から、最終審査員である諏訪敦彦監督、下田淳行氏、三浦しをん氏、吉田大八監督、そして松田龍平の5人によってグランプリ、準グランプリ、審査員特別賞が選出される。

今年のグランプリは井上真行監督の『一秒の温度』。小説家を目指してバイト暮らしをする主人公の迷走を描き、監督自らが主演を務めた。準グランプリは飯塚諒監督の『靄の中』、審査員特別賞には大畑創監督の『大拳銃』、加治屋彰人監督の『chain』、木村承子監督の『普通の恋』が受賞した。また、PFFパートナーズ賞の企画賞(TBS賞)と技術賞(IMAGICA賞)には、任書剣監督の『私の叙情的な時代』、人気投票で選ばれる観客賞には蔦哲一朗監督の『夢の島』が選出された。

審査時間が4時間にわたり、選出が難航したという今年のPFFアワード。「グランプリを決めるのが難しかった。どの作品もわかりにくい。映画を改めておもしろく、楽しいと思うことができた」(松田)、「20年以上前にPFFで観客側にいた。久々に観て、俳優の技術力が高くなっている。『恋愛革命』には主演女優賞を与えたかった」(吉田監督)、「全体的にシリアスで残酷な話が多く、現在の閉塞した社会状況、孤独を反映している。同時に、人の死や暴力を創作物の中に描くのはどんなことなのかと自分自身も考えさせられた。絶望を乗り越えるための希望、それも薄っぺらいものではない希望をどう描けばいいのかを考えた」(三浦氏)、「誰も頼まれずに映画を作る。その得体の知れない熱は強烈。一方で世界が狭い感じがあったのも事実で、安易に借りてきただけの考えではなく、死を描くこと、そのことについて最後まで考え抜くべき。才能だけでは映画は作れず、そこには努力が必要。『一秒の温度』は、映画術という意味ではこれ以上の作品があったが、この映画にはうまさ以上の魅力、強さがあった。でも、みなさん、1年は短い。油断しないでください」(下田氏)、「みんなが描いている“私”という世界。その“私”という小さな4畳半は、確実に世界に繋がっている。僕の時代は、自分の生きている問題なんて見えず、映画を撮ることだけだったけれど、今は映画にすることで世界に繋がる。映画にできることはまだまだある。もし映画が存在していなくて、ムービーカメラを渡されたら? と考えると、もっともっと、と思う」(諏訪監督)と、5人の審査員からは熱いコメントが送られ、第31回のPFFアワード授賞式は締めくくられた。

なお、ぴあフィルムフェスティバルはこの後、京都、福岡、仙台、名古屋、神戸でも開催される。

第31回ぴあフィルムフェスティバル
7月17日(金)~31日(金)、東京国立近代美術館フィルムセンター大ホールにて開催

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