川嶋あいが自伝本を基にした『8月のシンフォニー』の試写会で舞台あいさつ 2009/8/12 17:08配信

8月22日(土)の公開に先駆けて、映画『8月のシンフォニー －渋谷2002～2003』の特別試写会が11日に都内で行われ、原作本の著者でシンガー・ソングライターの川嶋あいと、西澤昭男監督が舞台あいさつを行った。

本作は、川嶋の自伝本『最後の言葉』を題材にした本格派アニメ。川嶋は、「歌手になる」という夢を果たすために単身上京して、「1000回の路上ライブ」「手売りでのCD販売5000枚」「渋谷公会堂でのライブ」を目標に、渋谷での路上ライブをベースに活動。路上ライブを開始してからわずか1年半で渋谷公会堂でのライブを果たした彼女の生い立ちやデビューまでの道のりを基に、友情、愛、ひたむきに生きる姿を描いた感動作だ。

西澤監督は映画について、「この子を歌手にしていこう！ という社長や学生、母のために、皆のために歌おうとするあい。一緒になってひとりの夢をかなえる。自分のことしか考えないことが多い今の時代に珍しい物語です」とコメント。川嶋は、「15、16、17歳の時の自分がメインで描かれていて、仲間との絆、出会いに支えられたと気づきました。夢をかなえるために動き出すことで成長する物語なので、ぜひ子どもたちに見てもらいたいです。夢、目標を持って情熱を注いで生きてほしいです」と照れながらも、映画への思いを語っていた。

20日(木)、26日(水)には、川嶋にとって思い出の地である渋谷C.C.Lemonホール(旧渋谷公会堂)で、ライブが予定されている。

『8月のシンフォニー －渋谷2002～2003』
8月22日（土) 渋谷東急ほか全国ロードショー

(c)『8月のシンフォニー』製作委員会