
15日は黒を基調とした衣装で登場。TERUとTAKURO
GLAYの15周年記念ライブ「GLAY 15th Anniversary Special Live 2009 THE GREAT VACATION in NISSAN STADIUM」が8月15日・16日、日産スタジアムで行なわれた。2日間で約15万人のファンが日本各地、海外からも集結。GLAYの新たな歴史を共に刻んだ。
本公演は、“HOTEL GLAY”をコンセプトに、様々な趣向を凝らして15年間支えてくれたファンを感謝の気持ちでもてなした。ステージには、夏のリゾートを思わせる洋風ホテルをイメージしてセットが組まれ、「少しでもみんなの所まで近づき、感謝の気持ちを伝えたい」というメンバーの想いから、日産スタジアムのアリーナ面を1周する全長約500mの巨大な花道が実現した。
初日には、白いスーツ姿でリーダーのTAKUROが登場し「HOTEL GLAYへようこそ! TERUは富士山に登って御来光に成功を祈願し、JIROは大好きなアイスも食べず、HISASHIはコーラも飲まずに今日に挑むと聞いています。GLAYとみんなで“GREAT VACATION”しませんか? 2009年8月15日オープンです!」とホテル総支配人として挨拶し、開幕を宣言した。
セットリストは両日で異なり、15日は「ROCK」、16日は「LOVE」をテーマに行われた。2日間の目玉とも言えるのは、TAKUROが「どうしても聴いてもらいたい曲があります。みんなとGLAYを結びつけてくれた奇跡の曲」と感慨深げに当時を振り返って紹介し、デビュー曲『Rain』の原曲となった『julia』をアコースティックで初披露した。GLAYの“原点”とも言えるその曲を生まれたままの状態で届け、みんなの心に響かせた。
16日は「LOVE」がテーマだけに『ずっと2人で…』『HOWEVER』なども披露されたが、メロウな曲ばかりというわけではなく、GLAYが大切にしてきた曲をセレクト。「99年のEXPOから10年、あの夏を越える夏にしようぜ」と『サバイバル』、そして『生きてく強さ』『誘惑』など、「愛情、優しさ、ぬくもり…心と心をつなげる一体感が最大の武器」とTERUが言っていたように会場が一体となって完全燃焼した。そして『I'm in love』では7万人を超える大合唱がスタジアムに響き渡った。「20周年へ俺たちの夢を一緒にとりに行こうぜ」と未来を見据え、「みなさんのおかげで最高の15周年の夏になりました。本当にありがとう!」と何度も感謝の気持ちを伝えた。なお、16日のライブの模様は、17日22時からWOWOWにて放送される。
「15年間支えてくれたファンの皆様への感謝の1年にしたい」という想いで、アニバーサリー・イヤーの2009年は精力的にライブ活動を行なっているGLAY。9月には、サンフランシスコとロサンゼルスの2都市3公演のアメリカ公演、11月からは全国アリーナツアーを8会場14公演で実施。昨年に引き続き、年末には幕張メッセでカウントダウンライブも決定している。
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