
RAIN 撮影:李世午
8月29日、30日の2日間にわたり、さいたまスーパーアリーナにてコンサートを行なった韓国出身の歌手、RAIN。前回の東京ドーム以来、本格的なコンサートとしては約2年3か月ぶりとなった本公演は、「LEGEND OF RAINISM」と題したアジア・ツアーの初日となった。公演前には同会場内にて記者会見が行なわれ、髪を短く切ったRAINが登壇した。
「みなさんこんにちは。RAINです。お久しぶりです。宜しくお願いします」と丁寧な日本語の挨拶から会見はスタート。“これから始まるコンサートを前に緊張しませんか?”と聞かれると、「緊張というよりは、とても楽しみです。ファンの皆さんと一緒に過ごす、意味のあるひとつのファンミーティングのように思っています。今日はどんな風に公演を引っ張って行こうかと、そんなことを考えるとすごくワクワクして、楽しい気分です」と、余裕を感じさせた。
これまでのRAINの公演は、特殊効果や派手なパフォーマンスでパワフル且つ迫力あるステージを見せてきたが、今回の公演はシンプルがテーマ。「自分にフォーカスがあたるような、そんなステージをお見せすることができると思います。もっと自然で、余裕のある僕の姿をご覧いただけるはず。今回の公演は、舞台装置を減らした分、バンドや観客の皆さんと一緒に楽しめるところを重視しています」と、公演コンセプトについて説明した。そして、「どんなに美味しい料理でも、食べてみなきゃ分かりませんよね。一度公演をご覧になれば、シンプルで楽しい公演だということがお分かりになると思いますよ」と自信をのぞかせた。
また、先日他界したマイケル・ジャクソンの存在について質問が及ぶと、「マイケル・ジャクソンのおかげで色々なパフォーマンスが生まれたし、彼はダンスの“母”だったんじゃないかと思います。マイケルは、僕がダンスを踊るきっかけになった人。今日は偶然にもマイケル・ジャクソンの誕生日で、奇妙なことにマイケルが亡くなった6月25日は僕の誕生日なんですよ。とにかく、彼は最高のアーティストだったと思います」と、真剣な表情で語った。
この日のステージでは、彼からマイケルへ捧げるオマージュともいえるダンスが披露され、完成度の高い素晴らしいパフォーマンスに客席からため息やざわめきが沸くほどだった。RAINは、洗練されたステージングで全25曲を歌い、踊り、成熟したひとりのアーティストであることを証明した。今後、「LEGEND OF RAINISM」は、中国、韓国、その他のアジアの地域を巡る予定だ。また、ハリウッド映画初主演作『ニンジャ・アサシン(原題)』が全米で秋に公開される予定で、「ツアーでヨーロッパやアメリカにも行きたいです」と意欲を見せた。
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