
映画『死刑台のエレベーター』の主演する阿部寛と吉瀬美智子
フランス映画を代表する作品のひとつして知られるルイ・マル監督の映画『死刑台のエレベーター』を、吉瀬美智子と阿部寛を主演に迎え、日本版としてリメイクすることが決定した。
『死刑台のエレベーター』は、パリを舞台に、不倫関係にある男女が“ある犯罪”に手を染めてしまったことから始まるサスペンス映画。主演のジャンヌ・モローの美しさや、手持ちカメラの生々しくもクールな映像、ジャズの帝王マイルス・デイヴィスの音楽などが高く評価され、ヌーヴェルヴァーグ(1950年代に始まった仏映画界の新潮流)を代表する作品のひとつとして、現在も高い支持を得ている。
今回のリメイクは世界初の試みで、仏オリジナル版を踏襲しつつ、日本独自の芸術性を発揮する姿勢で製作されるという。日本版の監督は『いつか読書する日』『のんちゃんのり弁』の緒方明が務め、吉瀬と阿部のほか、玉山鉄二、北川景子らが出演する。
現在撮影中で、10月末にクランクアップ予定。来年秋の公開を予定している。
『死刑台のエレベーター』
2010年秋公開
『死刑台のエレベーター【HDニューマスター版】』
DVD発売中
税込価格:3,990円
発売元:IMAGICA TV
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