
(左から)坂口征夫、松山ケンイチ、崔洋一監督、森山開次
白土三平の忍者漫画を実写化した映画『カムイ外伝』の大ヒット御礼舞台あいさつが15日、都内で行われ、主演で俳優の松山ケンイチ、ダンサーで振付家の森山開次、俳優・坂口憲二の兄で格闘家の坂口征夫、そして崔洋一監督が出席した。
同作で俳優デビューした坂口は、サメ退治の集団“渡り衆”として出演。崔監督は「彼は優しくて熱い男。(撮影)現場のアイドル的存在だった」と絶賛し、忍者・カムイを演じた松山も「動かないサンドバッグを相手に、サメと闘うという真剣な演技をした坂口さんは相当困ってたはず」と気遣いを見せた。
同じく“渡り衆”のひとりでオリジナルのダンスを披露している森山は、松山が「現場では(森山のダンスに)ただただ見とれていた」と話すと、舞台あいさつでも“忍”の文字を取り入れたダンスを披露。すると崔監督は「松山と坂口も踊れ」とムチャ振り。松山ら3人は即興で“カムイダンス”を披露し、観客を喜ばせた。
さらに崔監督は、12月のドバイ国際映画祭、来年1月のロッテルダム国際映画祭でも上映されることを発表。松山は「これは時代劇だけど、今に通じる部分もある特別な作品。いつまでも胸の中にあってくれたら幸せ」とアピールしていた。
『カムイ外伝』
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