U2ボノ＆ミック・ジャガー＆ファーギーがコラボ！　ロックの殿堂25周年ライブ 2009/11/2 19:15配信

ニューヨーク現地時間の10月29日・30日、マディソン・スクエア・ガーデンでライブ・イベント「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム25周年記念コンサート ロックの創造者たちの音楽祭」が開催された。

このイベントは、ロックの殿堂入りを果たしたミュージシャンたちが行うセレモニーの25周年スペシャル・バージョン。ロックの殿堂とは、ロックに多大なる影響や功績を残したミュージシャンやプロデューサーの記録を展示、保管するアメリカのクリーブランドにある博物館「ロックン・ロール・ホール・オブ・フェイム」の通称。殿堂入りするには25年以上の経歴が条件であり、認定されたミュージシャンは盛大なセレモニーを行う。

両日ともオープニングには、同コンサートのエグゼクティブ・プロデューサーのひとりであるトム・ハンクスが登場し、開会の挨拶。初日のメイン・アクトはクロスビー、スティルス＆ナッシュ、ポール・サイモン、サイモン＆ガーファンクル、スティーヴィー・ワンダー、ブルース・スプリングスティーン＆Eストリート・バンド。2日目はアレサ・フランクリン、ジェフ・ベック、メタリカ、U2ら、スタジアム級の超大物ばかりが名を連ねた。

ステージではそれぞれがオリジナル曲を始め、カバーも披露。スティーヴィー・ワンダーはジョン・レジェンドとマイケル・ジャクソンの『ザ・ウェイ・ユー・メイク・ミー・フィール』を披露。スティーヴィーは途中、「ぼくたちはマイケルを愛しているよ」「マイケル万歳」と歌いながら感極まった。ブルース・スプリングスティーンは会場のあるニューヨークにちなみ、世界でもっとも有名なニューヨーカーのひとりであるビリー・ジョエルとビリーの代表曲『ニューヨークの想い』などを披露。メタリカはヘヴィーメタル・バンドの元祖でもあるブラック・サバスの『パラノイド』などを、バンドのボーカリストであったオジー・オズボーンとラウドな演奏で会場を揺らせた。U2はブラック・アイド・ピーズの紅一点ファーギーと、ミック・ジャガーとともにローリング・ストーンズの『ギミー・シェルター』を披露した。

なお、このスペシャル・イベントは、12月19日(土)午後7時50分からWOWOWでオンエアされることが決定。