
トークショーを行った(左から)大沢あかねと野村沙知代
プロ野球・楽天の野村克也前監督夫人の野村沙知代が2日、タレントの大沢あかねと米映画『スペル』の公開記念トークショーを行った。
映画は、融資を断った女性銀行員が、その顧客の老婆の恨みを買い、呪いをかけられてしまうホラー・コメディー。『スパイダーマン』シリーズのサム・ライミ監督がメガホンを取った。
若い女性と老婆が対決する物語にちなんで、トークショーに招かれたふたり。野村は「今風の薄いタイツを履いた女の子かと思ったら、おじいさま(元日本ハム監督・大沢啓二氏)とは違って礼儀正しい子でびっくり」と初対面の大沢を褒めるが、「主人に『きょう、(大沢啓二氏の)孫と会う』って言ったら、『(大沢啓二氏が)喝、喝うるさい!って言っておけ』だって」と“口撃”。そんな野村に、大沢は「すみません…」とタジタジだった。
映画を見た野村は「今の世の中を反映してますね。すべてがビジネスライクな感じで。お年寄りを邪魔者扱いするなんて理不尽よ。うちの主人も同じよ。年寄りだからって名誉監督だなんて」とご立腹。「呪いたい人はたくさんいるけど、母に『恨みつらみは自分に跳ね返ってくるからよくない』って言い付けられたの。だから、恨みも一日寝たら忘れるわ。まあ、時々は呪ったりもするけどね」と不敵な笑みを浮かべた。
『スペル』
11月6日(金)、TOHOシネマズ日劇ほか全国ロードショー
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