鳩山幸首相夫人、松村邦洋が応援に！　『マイマイ新子』プレミア試写会 2009/11/12 22:00配信

アニメ映画『マイマイ新子と千年の魔法』のプレミア試写会が11日、都内で行われ、声優を務めた福田麻由子と本上まなみ、片渕須直監督が舞台あいさつに登場した。

映画は、芥川賞作家・高樹のぶ子の自伝的小説をアニメ化。昭和30年代の山口県防府市を舞台に、空想好きの小学3年生・新子が、東京からの転校生・貴伊子と知り合い、かわいがっていた金魚の死を乗り越えて、成長していく姿を描く。

新子の声を演じた福田は「景色や遊びが変わっても、変わらない“友達”の良さが分かる作品。友達ってステキだなって思います。世代によっていろんな見方ができると思うので、家族みんなで見てほしい」と笑顔でアピール。新子の母親の声を演じた本上は「さわやかですがすがしく力強い子どもたちの姿に感動する作品。私にももうすぐ3歳になる娘がいて、その成長過程を見ているようでとてもまぶしかった。見ているだけで心が洗われます」とほほ笑んだ。

また、新子がアニメキャラクターとして初の山口ふるさと大使に任命されたことから、山口県出身で山口ふるさと大使の先輩・松村邦洋が応援に駆けつけた。松村は「こんなに地元・山口を描いてくれた作品は、NHK朝ドラの『鳩子の海』以来ですよ！　感動しました。自然あふれる風景と山口弁の良さを楽しんでほしい。僕も思いっきりPRしますよ！」と力強く語り、司会者から「山口県知事に出馬しては？」と振られると、ビートたけしのものまねをしながら「東（国原英夫知事）は宮崎だろ。松村も山口の知事やって、今度は知事対抗で早朝バンジージャンプでもやりたいね」と話し、会場の笑いを誘った。

さらにサプライズゲストとして、鳩山幸首相夫人が登場。映画を2回見たという幸夫人は「私も小さなころは新子ちゃんのように想像力豊かで、生傷の絶えないおてんばだったのでとても懐かしい気持ちになりました。子どもたちはいつでも大人の世界や、背中を見ながら一生懸命生きています。どんなことがあっても強い力で乗り越えて行けるはずです」と語りかけていた。

11月14日（土）、15日（日）には、山口県限定で先行上映される。

『マイマイ新子と千年の魔法』
11月21日（土）全国ロードショー