コブクロ、全国ツアー終了。34公演で27万人を動員 2009/11/30 18:45配信

コブクロの全国ツアー『KOBUKURO LIVE TOUR '09 “CALLING”』ファイナル公演が、11月28日に日本武道館で行われた。15都市34公演を行い27万人を動員した。

ツアータイトルが書かれた幕が落ち、ステージにコブクロの2人が登場すると、1万人の観客はヒートアップ。オープニングはアルバム1曲目と同じ『さよならヒーロー』でスタートした。「ライブツアー“CALLING”本日がファイナルです！　今日はツアーの完成形、今日までやってきたことを全部やりたい。最後まで全力で歌います！」と小渕が話し、70万枚を突破した最新アルバムからのナンバーをメインに、インディーズ時代の楽曲や、コブクロふたりだけによるアコースティックナンバーも披露した。

『To calling of love』は、ピンスポットに照らされた小渕のハーモニカから壮大なアレンジで演奏され、セピア色に照らされた黒田の熱唱を観客はじっと聴き入った。演奏が終わると観客は一斉にスタンディングオベーション。黒田は「スタンディングオベーションて、欧米か！」と思わずツッコむ一幕も。

中盤には、小渕が西城秀樹のコスプレとモノマネで『ヤングマン(Y.M.C.A)』を熱唱。また、32人のダンサーと共に軽快なダンスを披露するという、黒田へのドッキリ企画も。後半は、『Moon Light Party』『LOVERS SURF』『神風』とアッパーチューンで駆け抜け、『轍～わだち～』では小渕のギター演奏だけで1万人の観客が大合唱。本編ラストには最新シングル『STAY』を丁寧に歌い上げた。アンコールでは『ここにしか咲かない花』『時の足音』を力の限り熱唱した。

なお、今回の武道館公演は来春、ライブDVDとして発売される予定。