
場面写真初公開! 大友組長(ビートたけし)とその若頭の水野(椎名桔平)、組員の石原(加瀬亮)
北野武監督が『BROTHER』以来9年ぶりに現代ヤクザを描いた新作映画のタイトルが『アウトレイジ』に決まり、場面写真が初公開された。タイトルを直訳すると“極悪非道”の意味で、登場人物すべてが“悪(ワル)”。北野監督自ら主演し、脚本も手掛けている。
物語は、関東一円を取り仕切る巨大暴力団組織「山王会」組長・関内(北村総一朗)が若頭の加藤(三浦友和)に、直参の「池元組」組長・池元(國村隼)の行動に苦言を呈すことから始まる。加藤から直系ではない村瀬組の締め付けを命令された池元は、配下の「大友組」組長・大友(ビートたけし)にその役目を任す。面倒で厄介な仕事はいつも大友の仕事だった、というもの。共演はほかに椎名桔平、加瀬亮、杉本哲太、石橋蓮司、小日向文世、塚本高史ら、北野作品初登場の豪華な俳優陣が顔をそろえている。
撮影では北野監督が、これまでヤクザ役とは無縁だった加瀬の迫真の“キレ演技”に思わず拍手を送ったり、度々「面白くて仕方ない」という言葉を口にするなど、手応えを感じていたという。現在は編集作業中で、来年公開される。
『アウトレイジ』
2010年全国ロードショー
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