
Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ 2009
ジョン・レノンの命日に開催される恒例のライブイベント『Dream Power ジョン・レノン スーパー・ライヴ』が12月8日、日本武道館で行われた。オノ・ヨーコ、泉谷しげる、松山ケンイチ、奥田民生、吉井和哉、浅井健一、Coccoら14組のアーティストが3時間半にわたりパフォーマンスし、1万1千人の観客を感動させた。
ジョン・レノンを敬愛するアーティストが集う本イベントは、今年で9回目。オープニングには奥田民生と吉井和哉が登場し、“9”にちなんだ『夢の夢(#9 Dream)』と『ワン・アフター・909』をメドレーで披露した。
ライブ中盤には、過去2度出演した忌野清志郎がバーチャル映像で復活。ステージの上に清志郎が立っているかのような映像が浮かび上がると、驚きの声とともに大歓声が上がった。独自の日本語詞で『イマジン』を歌う清志郎に、会場には感動の波が広がった。
続いてステージに登場した泉谷しげるは、「忌野の代わりにって聞いてきたのに、忌野は生きてんじゃねぇか!」と嬉しそうに毒を吐くと、「呼んだことを後悔させてやる!」と泉谷の独壇場に。観客をいじりながら、LOVE PSYCHEDELICOとともに『労働階級の英雄』『悲しみはぶっとばせ』の2曲を熱唱。爆笑と感動を届けた。
コンサートの提唱者であるオノ・ヨーコも、2005年以来4年ぶりにパフォーマンスを披露。ジョンに捧げた曲『ユア・ハンズ』など2曲を歌った。ラストは、出演者全員で、『ハッピー・クリスマス』『イマジン』などを大合唱し幕を閉じた。
本イベントは2001年より毎年開催。過去8回の収益で、22か国の子供たちのために学校85校を設立。今年はアジア、アフリカ、中南米7か国に10校が贈られる。
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