
ブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』公開稽古
年明け早々に開幕するブロードウェイ・ミュージカル『キャバレー』の公開稽古が12月18日、都内にて行われた。主演する藤原紀香は大胆なランジェリー姿も披露。「セクシーでゴージャスなエンターテインメントになっている」とアピールした。
『キャバレー』は1929年、ナチス台頭前夜のベルリンを舞台に、人気キャバレー“キット・カット・クラブ”の絢爛と退廃した時代背景、そしてその中で生まれる切ない恋が絡むミュージカル。1966年にブロードウェイで上演された初演版はトニー賞8部門に輝き、その後、世界中で上演を繰り返す人気作だ。日本でもたびたび翻訳上演されているが、今回は宝塚歌劇団の鬼才・小池修一郎が演出を手がけ、藤原紀香がキャバレーの歌姫サリーを演じるとあって注目を集めている。
この日はまず藤原扮するサリーがキャバレーで歌うナンバー『ママには内緒よ』が披露された。“こんなブリブリの格好で、こんなところで働いているなんて、ママには内緒”と歌う藤原は、小花模様の可愛らしいワンピース姿で登場。キュートに歌い踊っていたが、曲途中でその服を脱ぎ捨て、黒いレースの下着姿に! 抜群のプロポーションを見せつけながら、セクシーさ全開で曲を終えた。藤原はかなり露出度の高い衣裳についても「歌姫サリーとしてなので、逆に楽しんじゃっています」とニッコリ。「色んな衣裳が出てきます。着たこともないようなものや、ムチとか、持ったことのないようなものも出てきます」とさらに期待感を煽る発言も。
「汗だくになってベッドシーンとかやってますね」と藤原が語る恋の相手役・クリフに扮するのは阿部力。阿部は「人間ドラマを描いているので、今の日本にふさわしい作品だと思います。1幕と2幕でがらっと変わる、サリーとクリフの変化を見てほしい」と見どころをアピール。また、ストーリーテラーでもあるクラブのMC役には、諸星和己が扮する。この日はスタンダード・ナンバーとなっている名曲『ヴィルコメン』を、コミカルな演技とキレのあるダンスで披露した諸星。藤原とは長い付き合いだという彼は「(藤原とは)ベッドシーンなんてやりたくない。やりづらい! そんな話がきたらすぐ断ります!」と笑うものの、「毎朝大変です。(藤原が)夢に出てきちゃって」と本音(?)も漏らす。最後には「紀香の下着がポロリといくかもしれない『キャバレー』、観に来てください!」と発言し会場を沸かせていた。
公演は、1月7日(木)から29日(金)に東京・日生劇場、2月5日(金)から7日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホール、2月12日(金)から14日(日)に愛知・愛知県勤労会館、2月20日(土)・21日(日)に福岡・北九州芸術劇場 大ホールで行われる。チケットはすべて発売中。
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