
メインパーソナリティの関根勤 写真:堀内 剛(Studio T)
スター・チャンネル ハイビジョンでは、9日から大人の映画ファンのためのトーク番組『関根勤 映画の時間』がスタート。新番組のスタートを記念して、パーソナリティを務める関根勤からコメントが届いた。
映画の魅力を徹底検証し、新しい楽しみ方を提案する本番組。マニアックでありながら、「そんな見方があったのか!」と思わせる“関根流”映画の楽しみ方について、関根は「僕は元々アクションやコメディーが好きで、モテナイひがみもあって恋愛映画は見なかったんです。ところが仕事でいろんな映画を見るようになり恋愛映画も見てみたら、『ノッティングヒルの恋人』や『初恋のきた道』とか面白くて。恋愛だけでなく家族や友情などのサイドストーリーもあり、僕の喰わず嫌いだったことがわかったんです。それに気づいてよかった。知らずに死んでいたら後悔するところでした。それ以来、どんな映画を見ても面白さを見つけられるようになりましたね」とコメント。
また“関根流”アクション映画のポイントについては、 「僕が選ぶアクション映画のポイントはドキドキできる“驚けるところ”でしょうか。例えば『プロジェクトA』で時計台からジャッキー・チェンが落下するみたいなシーン。あれは驚くよね~。最近はトニー・ジャーのスゴイ動きのアクションもたまらないですね! あとスタローンの『クリフハンガー』もよかったけど、『雪山にTシャツで死なないのかよ?』なんて思ったりして。でもそこが面白かったりするんです」と笑顔を見せた。
お気に入りのアクション・スターは「もちろん千葉真一さんとブルース・リーです。千葉さんは子供の頃からTVで見て好きだったんですが、映画で初めて見たのは『ボディガード牙』でした。でも千葉さんの良さがまだ出ていなかった。ところがブルース・リーの『燃えよドラゴン』が出て、アクションの見せ方がわかったんでしょうね。その後の『殺人拳』シリーズは圧倒的な面白さでした。最近の格闘家が使うオープン・フィンガーのグローブも『燃えよドラゴン』でブルース・リーが初めて使ったもので、彼が始めたジークンドーも格闘技のルーツですから、ブルース・リーや千葉さんの映画を見ると格闘技の見方も変わるはず」と語ったほか、「映画はいつもの世界と違うところに連れていってくれる。それが醍醐味だと思っています。新作や放送される映画だけでなく、忘れかけていたような映画も僕らは取り上げていきますので、思い出して見ていただければうれしいし、つまらないと思っていた映画も『こう見ると面白い!』といった提案もしていきます。僕が薦めた映画を面白いと思っていただけたら光栄ですね」と番組をPRした。
@ぴあでは、『関根勤 映画の時間』をより楽しく観られるための特集を掲載中。
『関根勤 映画の時間』
スター・チャンネル ハイビジョン [BS 10ch]/スター・チャンネル
毎週土曜20時30分~20時55分 無料放送
(再放送は翌日曜20時30分~ほか)
文:竹之内 円
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