
舞台あいさつに登場した(後列左から)かりゆし58の前川真悟、さまぁ~ずの三村マサカズと大竹一樹、芦名星、塚本連平監督、(前列左から)かりゆし58の宮平直樹、中村洋貴、新屋行裕
お笑いコンビ・さまぁ~ずの初主演映画『かずら』の完成披露試写会が12日、都内で行われ、キャストの三村マサカズ、大竹一樹、芦名星が出席。主題歌『雨のち晴れ』を担当した4人組バンド・かりゆし58も登場し、生ライブを披露した。
映画は、カツラ愛用者であることをネタにした小林信也のエッセーを原案に、若ハゲに悩むサラリーマン(三村)が謎のカツラ店主(大竹)と出会い、カツラを被って人生を変えようとする物語。
出演オファーを受けた際に「オレ、毛があるじゃん! 薄毛の人、ほかにいっぱいいるじゃん!」と戸惑ったという三村は、「薄毛でさえなければカッコいい役。だから、気持ちは堤真一さん(のつもり)で演じました。カツラを触ったときの気分は『おくりびと』のモックン(本木雅弘)でしたね。いろんなものを降臨させて演じたんですけど、(試写を見た)品川(祐)からは『101回目のプロポーズ』の武田鉄矢にしか見えないって言われました」と苦笑い。大竹は「僕は役者として90%くらいの力を出しました。100%出しちゃうとね、感じが違っちゃいますから」と話した。
ヒロイン役の芦名星は、さまぁ~ずの演技について「おふたりは、そのまんまなんだけど、心の中から言葉を発していた。私も勉強になりました」と絶賛し、「とても楽しい撮影現場だったので、観客の皆さんにもそれが伝わればいいなと思います」と笑顔を見せた。
『かずら』
1月30日(土)より、渋谷シネクイントほかで全国順次レイトロードショー
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