
『サヨナライツカ』初日舞台あいさつでの(左から)石田ゆり子、中山美穂、西島秀俊
『私の頭の中の消しゴム』のイ・ジェハン監督が手がけ、中山美穂が12年ぶりに映画出演を果たした『サヨナライツカ』が、23日に世界最速の公開初日をを迎え、中山美穂、西島秀俊、石田ゆり子ら出演陣が舞台あいさつを行った。
上映後に行われた舞台あいさつでは、イ・ジェハン監督の撮影について、中山は「独特なセンス・才能を持っていて…。大変だけど惹き込まれる、監督のその姿についていく気にさせる、特別な方だと思います。常に演じながらいろんな感情を思っていたのですが、監督はその感情を壊すことなく『きれいだよ』と言って見守っていてくださいました」とコメント。西島は「普通はセットを木で作るのですが、監督は本当にコンクリートで作っていたのに驚きました。監督は、水平とか垂直が本当にそうじゃないと納得せず、撮りたくない方なんですよね。そういう、細かいところでのこだわりがすごいと思います」と語った。
また一般の方々から寄せられた質問もあり、今後も日本以外の作品に参加したいと思うか、仕事をしてみたい海外の監督、俳優などはいるかという質問に対して、中山は「ぜひ、機会があれば。今は、スペイン映画に興味がありますね」と告白。西島は「海外の作品であるという意識は特に無かったのですが、今回のように自然に参加できるなら、ぜひまた参加したいです。一緒にお仕事をしたい監督さんは…いっぱいいますね。ここでは恥ずかしくて言えません(笑)」とコメント。石田は「もちろん機会があればぜひ。ただ、なにしろ英語がカタコトなので…。これからちゃんと勉強しようと思います。メリル・ストリープが大好きで、彼女に会えるなら何でもしたいですね」と吐露した。
そのほか、本編でタイ語を披露するシーンのある西島は、今でも話せるタイ語があるかという質問に、バンコクの正式名称をすらすらと答える場面もあったりと、会場は大いに盛り上がりを見せた。
『サヨナライツカ』
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