
前列左から、ケンドーコバヤシ、ちばてつや、山口智充、後列左から、博多華丸、山崎静代、博多大吉
40周年を迎えたスポーツ漫画の金字塔『あしたのジョー』が『あしたのジョー 40周年記念 プレミアム ミュージアム 東京ジョーポリス』として、期間限定で東京ジョイポリスをジャック。そのオープニングセレモニーが2月4日行われた。
オープニングセレモニーでは、『あしたのジョー』の魅力やその精神を今後に伝えるジョーの伝道師「ベスト・ジョーニスト」と名誉賞が発表された。名誉賞には「立つんだ! 立つんだジョー」の台詞で有名な丹下段平の声優を務めた、故・藤岡重慶、ベスト・ジョーニストには、アニメで主人公・矢吹丈の声優を務めたあおい輝彦と、大のジョーファンで丹下段平のモノマネで世の中に“ジョー”を広める山口智充が選ばれた。授賞式にプレゼンターとして登壇した作画者・ちばてつやは、「40年経ってしまうと私の作品ではなく、ファンのみなさんのものであって、私は昔存在した産みの親の一部といった感じですね」と作品についての気持ちを語り、会場に駆けつけた山口に特製の盾を授与。山口は「最高の賞じゃねぇか~」と丹下段平のモノマネで喜びを表現した。
1日館長を務めるケンドーコバヤシ、応援隊として博多華丸・大吉、南海キャンディーズのしずちゃんを交えたトークセッションでは、「都市伝説で聞いたんですが、ちば先生が力石徹を大きく描きすぎたことから、力石の減量のドラマが生まれたって本当ですか?」というケンドーコバヤシの問いには、「そうですね。原作に身長とかは書いていなかったが、一番最初に出会った時にジョーが『ふとみあげると、見下ろす感じで』というくだりがあったので、コイツはちょっとでかい奴だなと思いました」と語った。山口の「キャラクターのモデルは?」という質問では、「ジョーは私が元々描いていたキャラクターのちょっとお兄ちゃんになった感じ。力石は、私が好きで時々スケッチしていたナポレオンの肖像画。それを(原作者の)高森朝雄さんがすごく気に入ってくれてね。最初は少年院だけの敵だったんだと思うんですが、キャラクターへの気持ちが変わられたんだと思います」と力石のルーツを明かした。
『あしたのジョー 40周年記念 プレミアム ミュージアム 東京ジョーポリス』は2月11日(木・祝)まで行われ、メモリアル映像、コミック全巻一気読み、クイズラリー、ぱちんこ・パチスロ「あしたのジョー」無料体験などが楽しめる。
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