すぎやまこういち、「ルイーダの酒場」にご満悦 2010/2/9 17:00配信

現在発売中の大人気ゲーム『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』の音楽をオーケストラサウンドで収録したCD『交響組曲 ドラゴンクエストIX 星の守り人』の発売を記念した『みんなで盛り上がろう！「交響組曲 ドラゴンクエストIX 星空の守り人」試聴会』が2月9日、六本木のオフィシャル・バー「ルイーダの酒場」で行われた。

試聴会には、本作の作曲を手掛けたすぎやまこういちと、抽選で選ばれた20名のファンが集まり、『序曲IX』『酒場のポルカ』『天の祈り』『サンディのテーマ』『負けるものか』の5曲をすぎやまの解説を交え試聴した。

初めて訪れた「ルイーダの酒場」に満足した様子のすぎやまは、自身もプレイしている『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』について、「結構やってるよ。170時間くらいかな？　全員レベル99です。でも、一番すごいレベル99のボスキャラにはまだ勝てないね。堀井雄二さんは、『レベル99の竜王なんてのは、絶対にまず勝てる人はいないだろう』という想定で作ったらしいんですが、勝っちゃってる人がいるんだよね。恐ろしい人がいるなぁと思った」と裏情報を明かす場面も。また、曲作りに関しても「通常、そのゲームの一番へそになる曲をまず考えますね。ですからドラゴンクエストIXの場合はやっぱり『天の祈り』でしょう。これができてしまえば、ほっとして…あとはもう自然に鳴くまで待とうほととぎすで」と語った。さらに、現在開発中の『ドラゴンクエストX』についても、「まだ正式依頼は受けておりませんので、僕自身は考えることはスタートしてない状態です。どういう世界になるのかわかった時点から、考え始める。それも楽しみのひとつ」と話した。

すぎやまこういちが信頼をよせている東京都交響楽団の演奏と、すぎやま本人による指揮でドラクエの壮大な世界観を忠実に再現している『交響組曲 ドラゴンクエストIX 星の守り人』は2月10日(水)に発売。