
亀田興毅・大毅兄弟
ティム・バートン監督とジョニー・デップがタッグを組んだファンタジー映画『アリス・イン・ワンダーランド』のワールドプレミアが2月25日(日本時間2月26日)、ロンドンのザ・オデオン・レスター・スクエア劇場にて開催され、ボクシング世界チャンピオンの亀田興毅・大毅兄弟が登場した。
『アリス・イン・ワンダーランド』は、ルイス・キャロルの小説『不思議の国のアリス』『鏡の国のアリス』のその後の物語を描いた作品。少女から大人へと成長したアリスは、再びワンダーランドを訪れ、残忍な赤の女王が支配するワンダーランドの命運をかけた戦いに巻き込まれていく。
興毅・大毅兄弟は、ワンダーランドをイメージした200メートルのグリーンカーペットにチャンピオンベルトを持って登場。映画の中で、主人公アリスがワンダーランドを救うために戦うことから、“戦うアリス”を応援するためにディズニーが亀田兄弟を招待したという。大雨の中、タキシードに身を包んだ興毅は、「三兄弟で世界チャンピオンになって、誰もに知ってもらえるようがんばりたい。今日はしっかり映画を観て、3月27日の初防衛戦に向けて、“戦うアリス”から闘志をもらおうと思う」と語った。また、ティム・バートン監督は、「すごいね。これ(チャンピオンベルト)触ってもいい? ふたりともかっこいいよ! 次は日本で会おう!」と大興奮だった。
映画鑑賞後の亀田兄弟は、「3Dがすごい! 迫力がすごかった! アリスが戦いを決意するところと自分たちも一試合一試合決意してのぞんでいるところが共通点!」(大毅)、「雨は残念やったけど、今日は今までにしたことがない経験ができて、いい日になりました」(興毅)と映画を堪能した様子だった。
カーペットには、主演のジョニー・デップをはじめ、ミア・ワシコウスカ、アヴリル・ラヴィーンらも次々と登場。ジョニーは、「早く日本に行きたい。今、他にかかえているプロジェクトがあるから、早く日本に行けるようがんばるよ」とメッセージを送った。普段は自分の作品を滅多に観ないジョニーだが、この日は映画を観賞。「自分の作品を観るというより、ティムや他の共演者たちの作品を観に来た感じ」と少し照れくさそうに語った。
このプレミアのために集まった取材陣は、スチールカメラ100人、世界中からきたテレビカメラが50台以上。劇場内は1365席が満席の状態で、上映後にはスタンディング・オベーションが巻き起こった。『アリス・イン・ワンダーランド』は4月17日(土)より全国で公開される。
また、『アリス・イン・ワンダーランド オフィシャルガイドブック』はぴあより4月上旬に発売予定。価格1500円、綴じ込みポスターつき。
『アリス・イン・ワンダーランド』
2010年4月17日(土)より全国 ロードショー
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