
フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2009 より 東京交響楽団オープニングコンサート(指揮:ユベール・スダーン)
神奈川県川崎市のコンサートホール、ミューザ川崎シンフォニーホールのクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010」の記者発表が3月30日に行われた。
2005年から毎夏開催されるクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザKAWASAKI」は、ほとんどのコンサートが2000~3000円のチケット価格で楽しめるほか、公開リハーサルや出演者によるトークなどが盛り込まれ、ビギナーにも親しみやすいコンセプトが好評を博している。また平日午後3時開演や夜8時開演の公演、4歳以上入場可の「こどもフェスタ」などで、様々な音楽ファンのニーズに対応しているのも特徴のひとつだ。
音楽祭の最大の目玉は、首都圏で活躍する9つのオーケストラの競演。ほぼ日替わりで、各オケが趣向を凝らしたプログラムを繰り広げる“オーケストラの祭典”だ。また会場のミューザ川崎シンフォニーホールは、ベルリン・フィル芸術監督のサイモン・ラトル、バイエルン放送交響楽団などを率いるマリス・ヤンソンスら世界的指揮者が手放しで称賛するコンサートホール。この世界水準の会場で連日オーケストラの聴き比べができるとあって、オーケストラ・ファン垂涎のイベントとなりそうだ。
記者会見で川崎市の阿部孝夫市長は「4月で6年目を迎えるミューザ川崎は、おかげさまで多くの人々から賞賛の言葉を頂くホールになりました。先日もマリス・ヤンソンスさんの勧めで、ドイツ・バイエルン州議会の方々が新コンサートホール建設の参考にするため、ミューザ川崎を視察に来られました。ヤンソンスさんがミューザ川崎と同じホールを作って欲しいと仰っているそうです。まさに国際的に認められるホールに成長したと自負しています」と語った。
またミューザ川崎を拠点とする東京交響楽団の大野順二楽団長は「今年のサマーミューザでは3公演に出演します。初日のオープニングは音楽監督ユベール・スダーンの指揮でドイツ音楽を、そして最終日のフィナーレは飯森範親の指揮でフランス音楽。また8月1日(日)のこどもフェスタでは、中学生バイオリニストの松本紘佳さんと共演です。このサマーミューザは、どうしても他のオーケストラと比べられるので、良い意味で緊張感がありますね。僕たちは音楽祭のホストオーケストラとして最高の演奏ができるようにと、いつも以上に気合十分です」と音楽祭への意気込みを語った。
神奈川県川崎市のコンサートホール、ミューザ川崎シンフォニーホールのクラシック音楽祭「フェスタ サマーミューザ KAWASAKI 2010」は、7月25日(日)から8月15日(日)まで全17公演を開催。チケットは、4月15日(木)より一般発売を開始する。また一般発売に先駆け、チケットぴあでは先行先着「プリセール」を4月9日(金)から4月12日 (月)まで受付。
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
![]() |
|
![]() |
チケットぴあに掲載されているすべてのコンテンツ(記事、画像、音声データ等)はぴあ株式会社の承諾なしに無断転載することはできません。
Copyright c PIA Corporation. All Rights Reserved.