
内田光子 Photo by Roger Mastroianni
全米五大オーケストラのひとつ、クリーヴランド管弦楽団の東京公演が11月にサントリーホールで開催される。
1918年創設のクリーヴランド管弦楽団は、アメリカのオハイオ州クリーヴランドを本拠地に置くオーケストラ。1946年から70年まで指揮者を務めた巨匠ジョージ・セルの時代に大躍進を遂げ、非常に精緻な演奏が生み出す端正で透明度が高い音楽で、全米の“ビッグ・ファイヴ”、さらには世界でも超一級のオーケストラと評価されるに至る。
12年ぶりとなる今秋の東京公演は全4公演を予定。前半2公演は、同オーケストラと非常に密な関係を築く世界的ピアニスト内田光子の指揮&ピアノ演奏で、モーツァルト作品を披露。「他のオーケストラにはない透明度、澄んだ響きのあるこのオーケストラとモーツァルトを弾きたい」という内田光子自身の強いリクエストにより実現した公演だけに期待が高まる。
そして後半2公演では、クリーヴランド管弦楽団音楽監督であり、また小澤征爾の後任として9月よりウィーン国立歌劇場音楽監督に就任するフランツ・ウェルザー=メストが指揮。ベートーヴェン作曲:ピアノ協奏曲第4番(ピアノ独奏:内田光子)、ベートーヴェン作曲:交響曲第3番「英雄」、ドビュッシー作曲:牧神の午後への前奏曲、ブルックナーの交響曲第7番ほかで、クリーヴランド管弦楽団の繊細かつ豊潤なアンサンブルの魅力が発揮されるプログラムだ。
クリーヴランド管弦楽団の東京公演は、11月14日(日)・16日(火)・17日(水)・18日(木)にサントリーホールで開催。チケット一般発売は5月16日(日)より開始する。また一般発売に先駆けて、チケットぴあでは先行先着「プリセール」を4月27日(火)から5月8日(土)まで受付。
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