
グレコローマンスタイル『スカ☆ブラ』は6月18日(金)開幕
「役者の、役者による、観客のための集団」をスローガンに、2002年に福岡で旗揚げされたグレコローマンスタイル。劇団という体制にこだわらず、空間にとらわれないスタイルで数々の公演を行ってきた彼らが、5月6日に福岡市内で新作公演『スカ☆ブラ』の公開記者会見を行った。
本作では、福岡を拠点とするスカ☆ロケッツをはじめとしたミュージシャン、「福岡から世界に」をテーマにラスベガスでも活躍するダンスパフォーマンスユニット、ソウルスプラッシュクルーなど様々なジャンルの表現者とグレコローマンスタイルががっぷり四つに組み、音楽と演劇の融合に挑む。会見は、グレコローマンスタイル代表の岡本ヒロミツの司会で行われ、主宰で『スカ☆ブラ』作・演出の山下晶、スカ☆ロケッツのボーカルで、天神FM『ザ・サラリーマン』にてDJを務める村山健吾、ソウルスプラッシュクルーのリーダー黒岩翔、和太鼓集団「三撥」代表の鶴賀皇史朗が、意気込みを語った。
「音楽の要素を取り込むことで今まで見たことのない舞台を創り、新しいお客様にも見ていただけるのではないかと。舞台設定は1990年の福岡県飯塚市。『スカ☆ブラ』はスカ・ブラザーズの意味の他、筑豊の方言である「すかぶら」の意味も含みます。すかしてぶらぶらしている……とか、好きなものにしか興味を示さないとか。何か滑稽で憎めないニュアンスかな」(山下)。「福岡の音楽シーン代表として、演劇とタッグを組んで盛り上げるお手伝いができれば嬉しい。『ザ・サラリーマン』としては、幕間の箸休め的にコントを披露する予定です」(村山)。「違うジャンルの人たちと仕事をすることにワクワクしています。観終わった後に、お客さんに最高と思っていただけるものにしたいですね。ダンスで舞台をどんどん盛り上げます!」(黒岩)。「役者と和太鼓で参加します。融合というのは、芝居とかっちり絡んだものだと思うので最初は大変そう……と思いましたが、今は楽しみ」(鶴賀)。「ダンサーがいる、ミュージシャンがいる、和太鼓がいる、そこに役者がいて……という稽古の想像がしにくいんですよね。解っているのは、いつもより少し広い稽古場を借りるのかな?くらい(笑)」(岡本)
大勢のギャラリーを前に、それぞれの思いを宣言した後は、公演に参加するダンサー達によるパフォーマンスも披露された。舞台中で、スカバンドが結成され、音楽をキーワードに展開する物語はどんな盛り上がりをみせるのか?福岡からスカ芝居という新しい風を巻き起こす痛快な舞台となりそうだ。
公演は6月18日(金)から20日(日)まで福岡・西鉄ホールにて。チケットは5月15日(土)より発売開始。チケットぴあでは前売価格より500円引きの“早割”チケットを5月14日(金)まで発売中。
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