
松嶋菜々子とソン・スンホン
女優の松嶋菜々子と韓国人俳優のソン・スンホンが、デミ・ムーアと故パトリック・スウェイジさんの共演で大ヒットした米映画『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年)のアジア版に出演することになった。松竹と共同配給するパラマウント ピクチャーズが初めて手掛ける日本映画で、舞台もニューヨークではなく日本になる。
松嶋の映画出演は『眉山』(2007年)以来3年ぶり。オリジナル版を公開当時に見たという松嶋は「当時、ストーリーに入り込んで見ていたことを覚えています。印象深かったのは、悪い事をした人が影のゴーストに連れて行かれるシーンや、あの、きれいな“メロディー”(Unchained Melody)に乗せたシーン。もし突然、自分が死んでしまって何か心残りがあったときには、ゴーストになってでも気持ちを伝えられたらいいのに、と自分のことに置き換えて考えたりもしていました」と振り返り、「原作に思い入れのあるたくさんの方々の期待を裏切らないよう、ソン・スンホンさんをはじめとする、共演者、スタッフの方々と一緒に、大切に作り上げていきたいと思っています」と意気込みを披露。相手役のソン・スンホンについては「とても魅力的な役者さんなので、共演できる機会ができたことをうれしく思います」と語っている。
一方、ソン・スンホンは「個人的にも大好きだった映画なので、今回このようなご提案を頂き、シナリオを読んだ後、即座に出演を決めました」とコメント。日本映画への出演は初めてで「松嶋さんの相手役として私が選ばれるとはまったく想像もしていませんでした。ステキな女優さんと共演する機会を得て、とてもうれしく思っております。良い演技、良い作品を通して、皆さまにごあいさつできるよう最善を尽くしたいと思います」と、6月のクランクインを心待ちにしている。
メガホンをとるのは、『ごくせん』など数多くの日本テレビ系ドラマの演出を手がけてきた大谷太郎監督。一瀬隆重プロデューサーは「アジア最高のキャストとスタッフが結集して、新しい『ゴースト』に挑みます。お楽しみに!」と4年越しの企画に気合を入れている。
『ゴースト』
今秋公開
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