
(左から)大森立嗣監督、安藤サクラ、松田翔太、高良健吾、新井浩文
松田翔太主演の映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の完成披露試写会が3日に都内で行われ、松田のほか、高良健吾、安藤サクラ、新井浩文、大森立嗣監督が登壇した。
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、施設で育ったケンタ(松田)とジュン(高良)、そしてジュンがナンパしたカヨちゃん(安藤)の3人が、ケンタの兄が収監されている北海道・網走に向けて旅する姿を描いた作品。
松田は「この映画の撮影をするまで感情をストレートに感じることがあまりなかった。でもすごく気持ちいいし、ケンタたちのストレートな生き方はかっこいいと思う。観たら明らかに自分が何か抱えていることに気づくはず。今日が思い出の日になる。心して観て下さい」とコメント。ケンタとジュンが働く現場で執拗ないじめを繰り返す先輩を演じた新井は「ケンタとジュンをいじめるものすごくイヤなヤツの役なので、上映前の舞台あいさつでよかった。本当は松田、高良とすごく仲がいいのに、役であんなにいじめた、そのギャップをみてください」と述べ、大森監督は「最近はユルい映画が多い中、たまにはグサっと心に突き刺さるものもいいと思う」と作品をPRした。
劇中でケンタとジュンは現状を抜け出して旅をする前に、自分たちが働いていた事務所と先輩の車を破壊する場面があることから、会場には劇中で使用された巨大なハンマーとコンクリートブロックが用意され、松田と高良がハンマーを力いっぱい振り下ろしブロックを破壊するデモンストレーションも披露された。
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
6月12日(土) 新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤ他全国ロードショー
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