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『にくめ、ハレルヤ!』ほか、注目の関西インディーズ映画が一挙公開 2010/6/17 14:53配信

『にくめ、ハレルヤ』を手がけた板倉善之監督

大阪市の映像文化事業CO2(シネアスト・オーガニゼーション・エキシビジョン)の企画制作部門から生まれた映画『にくめ、ハレルヤ!』が26日 (土)から東京で上映されるの前に板倉善之監督がインタビューに応じた。

『にくめ、ハレルヤ!』の舞台は、阪神大震災から10年後の神戸。震災で両親を亡くし、祖母と叔父の家で暮らす青年・裕人と、彼が街で出会った少女・沙樹の逃避行を描く。

本作が製作されたのは2006年。板倉監督は「当時付き合っていた恋人が神戸市の東灘区という震災で大きな被害を受けた地域の出身で、ある時、彼女から当時の話を聞いたんです。僕は大阪に住んでいたんですけど、建物が壊れるとか友達がいなくなるとかなくて、『このズレって何だろう?』と思ったことが企画の始まり」と振り返る。そこで板倉監督は“震災そのもの”を映画で再現するのではなく「自分と震災の距離をそのまま映画にしたかった」という。

本作の主人公・裕人は、震災によって失われてしまった街を探し求めて、復興を遂げつつある神戸の街を彷徨う。板倉監督は「今の神戸に行くと『ここは一度は壊れたんやな』と思うんですけど、その影はどこにもない。その“面影がない感じ”というのが、映画を作る上で大きかった」と語る一方で、4年前に撮影された本作の中の“神戸”もすでに失われつあるという。「この映画で撮った場所はことごとく変わってしまいました。撮影前からその風景がなくなることはわかっていたので、『今しか撮れない』という気持ちはずっと意識してましたね」。1995年に失われた街、2006年にあった街、そして2010年の街もいずれは変化を遂げるだろう。「映画のラストは本当に悩みましたけど、最終的にはこの映画が、震災のことを再び考えるスタートになってほしいという期待を込めたものになったと思います」。

また今回の上映と合わせて、関西のインディーズ監督たちの作品を上映する特集企画「関西ゼロ年代映画祭」も開催される。上映作品をとりまとめた板倉監督は、「山下敦弘さんや、熊切和嘉さんの下の世代。2000~2009年の作品を集めて上映します。大阪にもこれだけの映画があるのでまずは観てほしい、というのが正直な気持ち」と述べ、「僕は基本的に誰かが何かやってくれるとは思ってないんです。『…ハレルヤ!』も4年かかりましたけど、自分で東京に持ってきました。これからも自分の遊び場は自分で作るのが基本だと思います」と語った。

「関西ゼロ年代映画祭」
6月25日(金)まで、UPLINK Xにて開催中

『にくめ、ハレルヤ!』
6月26日(土)より、UPLINK Xにて公開

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  • 板倉善之
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