
映画『ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』より
手塚治虫が10年の歳月をかけて描きあげた漫画『ブッダ』が全3部作でアニメーション映画化されることが発表され、吉永小百合、堺雅人、吉岡秀隆らが声のキャストを務めることがわかった。
『ブッダ』は、2500年前のインドを舞台に、シャカ国の王子として生まれたゴータマ・シッダールタが、「人はなぜ生きるのか、なぜ苦しまなければならないのか」の答えを求め、すべてを捨てて僧として迷いながら旅を続ける姿を描いた作品。
壮大な原作ゆえ映像化が困難といわれてきた本作だが、この度、構想10年全3部作での映画化が実現した。すでに3部作の脚本は完成しており、来年5月に総制作費は10億円を投じた第1作目が公開される。
本作では声のキャストだけでなくナレーションも務める吉永は「大好きな手塚作品に参加できましたこと、とてもうれしく思っております。みなさま、是非、来年の公開を御期待下さい。悲しいニュースや争いの多い日々ですが、きっと、優しい気持ちになれる映画だと思います」と述べ、シャカ国に攻め入るコーサラ国一番の勇者チャプラを演じ、チャプラの母役の吉永と共演した堺は「吉永さんの声を聞きながら演じましたが、心に染み入るようなお芝居で、ご一緒させてもらい光栄です。心の奥までしびれるような深い物語です」とコメントしている。
『ブッダ-赤い砂漠よ!美しく-』
2011年5月28日(土) 全国ロードショー
(C)2011「手塚治虫のブッダ」製作委員会
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