
『ゴースト もういちど抱きしめたい』製作報告会見に登壇した松嶋菜々子とソン・スンホン
1990年に公開された映画『ゴースト ニューヨークの幻』を新生させた映画『ゴースト もういちど抱きしめたい』の製作報告会見が3日に都内で行われ、主演の松嶋菜々子、ソン・スンホンと一瀬隆重プロデューサー、パラマウント ピクチャーズ ジャパンの代表取締役を務める岡崎市朗氏が登壇した。
『ゴースト…』は、ある事件に巻き込まれたことで命を落とすも、天国に行かずにゴーストになってしまった会社経営者の女性・七海(松嶋)と、彼女と恋に落ちた陶芸家を目指す青年ジュノ(スンホン)を主人公にしたラブ・ストーリー。『…ニューヨークの幻』とは異なり、本作では女性である七海がゴーストになる。
「オリジナルに負けない“アジア版ゴースト”を作り上げるために力を注いでまいりました。ぜひ、たくさんの方に観ていただきたい」とあいさつした松嶋は、「企業の社長というのは肩書きとして考えて、ひとりの女性としてもう一度恋をするとしたら、どんな風に愛を育むのかに重きを置いて演じました」と振り返り、共演したスンホンを「第一印象から紳士で、礼儀正しくて、品があって、女性に優しい」と絶賛した。また、スンホンは「出演の決め手として“松嶋さんと共演できる”というのは大きかったです」と述べ「撮影をしていく中で言葉は重要ではないということがわかったのは大きな発見でしたし、自分の自信にもつながりました」とコメントした。
また『…ニューヨークの幻』でウーピー・ゴールドバーグが演じた霊媒師役を、樹木希林が演じたことも発表され、松嶋は「樹木さんは衣装を全部ご自分で用意されて、すべての準備をなさってから現場に来られました。私にはそういうことがこれまでなかったので、とても勉強になりました」と語り、スンホンも「樹木さんが撮影中に演技について情熱を持って話をされているのを見て、自身を振り返って反省をしました。自分と共演していない樹木さんの出演シーンを観るのが楽しみです」と笑顔を見せた。
『ゴースト もういちど抱きしめたい』
11月13日(土) 全国ロードショー
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