
『ザ・コレクション・ヴィンタートゥール』
印象派からクラシック・モダンまでヨーロッパ近現代美術のダイナミックな変貌を、重要な作家の日本初公開作品でひもとく『ザ・コレクション・ヴィンタートゥール』が、8月7日に開幕した。
スイス北部にある小都市ヴィンタートゥールは、質の高い美術館を3つ有する優れた文化都市として知られている。街の中核施設となっているのがヴィンタートゥール美術館で、ヨーロッパ近現代の美術を一望できる良質なコレクションを数多く所蔵している。昨年から始まった改修工事を機に、これまでに国外でまとめて展示されることのなかった同美術館のコレクションが、初めて大規模な巡回展を開催することになった。
本展には、フィンセント・ファン・ゴッホ《郵便配達人 ジョゼフ・ルーラン》、アンリ・ルソー《赤ん坊のお祝い!》、クロード・モネ《乗り上げた船、フェカンの干潮》、ピエール=オーギュスト・ルノワール《水浴の後》、パブロ・ピカソ《二人の人物》、オーギュスト・ロダン《グスタフ・マーラー》をはじめとする、巨匠たちの知られざる名画や彫刻がズラリ。加えて、ホードラーやジャコメッティほか、同時期に活躍したスイスやドイツの著名な画家たちの作品も展示し、パリを起点にヨーロッパを席巻したモダン・アートを立体的に紹介する。
出品作品90点すべてが日本初公開とあって、見応えは充分。すべてに新しい発見や驚きが待ち受ける、まさに“奇跡のコレクション”といえるだろう。日本にいながらにして、これら貴重な作品群を一堂に見ることのできる贅沢な美術展となっている。
スイス発-知られざるヨーロピアン・モダンの殿堂
『ザ・コレクション・ヴィンタートゥール』
10月11日(月・祝)まで開催中
会場:世田谷美術館
時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)
休館:月曜(但し、9/20・10/11は開館、9/21は休館)
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