
ファンイベントの模様
『機動戦士ガンダム』シリーズの19年ぶりの完全新作『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』の公開を前に29日、幕張メッセイベントホールでファンイベント『ガンダム00 Supporter's Gathering 2010』が開催された。イベントには主人公“刹那・F・セイエイ”の声を務める宮野真守をはじめ、三木眞一郎、吉野裕行、神谷浩史、入野自由、中村悠一ら豪華声優陣が集結。公開を待ち焦がれるファンが、熱狂的に迎え入れるなか、作品への思いを熱っぽく語った。
大人気を博したテレビ版『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の劇場版となる今作は、テレビ版第2シリーズ終了から2年後の西暦2314年の世界を舞台に、ガンダムマイスターと呼ばれるパイロットたちの最後の戦いを描く。
この日は、2回公演で合計1万2000人を動員。GN粒子をイメージしたグリーンのサインラインがあちこちで揺れる客席の光景に、宮野も「ハンパねぇ」と興奮を隠しきれない様子。「公開を前にこんなにも大きなイベントができるのは、『機動戦士ガンダム00』だからこそだと思ってます。いいものを作りたい、というものすごい熱量で作った作品。ぜひ、期待して待っててください」とアピールの言葉にも力が入る。
また、各キャストも「みなさんからパワーをひしひしと感じました。ストーリーには伏線もあって、何度でも楽しめるものになっています」(三木)、「絶対に期待を裏切らない00になっていますので、ぜひスクリーンで観てください」(吉野)、「各地のSupporter's Gatheringに参加し、たくさんのお客さんの声援を頂き、本当に感謝しています」(入野)、「僕の演じたグラハムが映画の中で何をするかは映画を観てくださいね!大活躍しています」(中村)、「ガンダム00を通していろんな経験をして、サポーターの方々にもたくさん応援していただき、本当にうれしいです」(神谷)と熱くコメント。ファンへの感謝を忘れない声優陣の心意気に、歓声はさらに高まった。
イベントにはメガホンを取る水島精二監督も急きょ来場。現在は本編完成を目指し、急ピッチで最終作業を進めているといい、「よく言えばクオリティを高めるため、悪く言えば悪あがき。9月18日には公開できると思いますので(笑)、ぜひみなさん劇場に足を運んでください」と語った。この日は人気バンドTHE BACK HORNが主題歌『閉ざされた世界』、UVERworldがエンディング曲『クオリア』を演奏したほか、初出しとなる特別映像の上映も行われた。
『劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-』
9月18日(土)公開
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