
映画『恋愛戯曲』初日の模様
深田恭子が約4年半ぶりに主演を務めた映画『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』が25日に公開初日を迎え、深田をはじめ、椎名桔平、塚本高史、鴻上尚史監督が東京・ヒューマントラストシネマ有楽町で舞台あいさつに立った。
鴻上の舞台『恋愛戯曲』を、鴻上自らメガホンを執って映画化したラブコメディ。恋をしないとまったく筆が進まない脚本家(深田)が、原稿の催促に来たサエないテレビ局のプロデューサー(椎名)に対し「原稿が欲しければ、わたしと恋に落ちて」と強制恋愛を迫る。深田は「ワガママで男を振り回す脚本家」「彼女が書く台本の地味でさびしい人妻」「その人妻が書く台本のゴージャスな女性作家」という3種類のヒロインを演じ分けている。
深田は「今のお芝居にちょっとエッチなふりかけをかけてくださいとか、清水の舞台からちょっと飛び降りてくださいといった指示だったんで、理解するのが難しかったです」と独特な“鴻上流”の演出に戸惑いもあった様子。「とりあえず『はい、分かりました』って分かったふりしていました」と笑顔で告白。自身は男性に恋愛を“強制”することはないといい、「海とかで『大好きー』って叫んで告白してほしい。ベタベタなのが好きなので」と照れ笑いを見せた。
そんな深田に振り回される役どころの椎名は、「深田さんといえば(映画『ヤッターマン』の)ドロンジョ様の印象が強くって。ドロンジョ様に仕える喜びがありましたし、三変化でまったくタイプの違う女性を見せてくれる」と大絶賛。また、恋のライバルを演じる塚本は、「ちょっとレトロで、懐かしいテイスト。 80年代にタイムスリップした感覚ですね」と本作の見どころをアピールしていた。
『恋愛戯曲~私と恋におちてください。~』
公開中
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