
会見より。写真左から、田代万里生、藤原紀香、西城秀樹
藤原紀香らが出演するミュージカル『マルグリット』の製作発表が11月30日に都内にて行われた。
世界的大ヒット・ミュージカル『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』の作詞・作曲家、アラン・ブーブリルとクロード=ミッシェル・シェーンベルクのコンビが脚本を手がけ、2008年にロンドンで初演された『マルグリット』。『椿姫』をベースに、舞台を第二次世界大戦中のパリに置き換え、許されぬ愛に落ちていく男女の姿を描く作品だ。日本では2009年に初演、今回が2度目の上演となる。
かつての歌姫で今はドイツ人将軍オットーに寵愛を受けている主人公・マルグリットを演じるのは藤原紀香。ミュージカル主演はこれが3度目となる。「オファーを受けて、ロンドン版を見せていただいた時に、これは大変なことになったな、と思ったくらい高い技術のいる、だけど本当に素晴らしく美しい愛の物語。今の私では簡単には歌いこなせない、でもまだ本番まで時間がある、絶対このハードルを乗り越えてステージに立ちたいと思いました。とにかく情熱なしには語れないロマンチックなラブストーリーです」と意気込みを語っていた。
またマルグリットと恋に落ちるピアノ弾き・アルマンには、この作品の初演でミュージカルデビューを果たした田代万里生が続投する。田代は「僕の人生を一番変えた作品。初演以上のアルマンをお届けしたい」と話した。さらにふたりの愛の間に立ちはだかるオットーには、西城秀樹が参加。「まず音楽が良いのにびっくりしました。ふたりの愛を引き裂く男を演じるというのははっきりいって心苦しい。実際の僕は良い人ですが(笑)、舞台では自分のオットーが出せるように、しっかり務めていきたい」と挨拶をした。
公演は3月11日(金)から28日(月)に東京・赤坂ACTシアター、4月6日(水)から10日(日)に大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットはともに発売中。
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