初の長編劇場版でも変わらぬ安定感！　映画『忍たま』アフレコ現場に潜入 2011/2/1 11:45配信

今年で放映19年目を迎える長寿アニメ『忍たま乱太郎』の初の長編劇場版公開に向け、都内のスタジオでアフレコ取材が行われた。

登場したのは、乱太郎役の高山みなみ、きり丸役の田中真弓、しんべヱ役の一龍斎貞友、藤森雅也監督の4名。長年現場をともにしている盟友にして、ベテラン声優3人が揃う本作だが、「まさか19年目で長編映画化は思ってもみませんでした。でも、（映画化は）それだけ愛されていることの証拠。とてもうれしい」（高山)と、新鮮な喜びを語った。しかし、さすがは大御所声優の面々。監督いわく、アフレコは「絵が先か声が先かわからない」状態なほど完璧だったとか。 「長く続けてきたからこその阿吽の呼吸です」（一龍斎）との言葉どおりの演技を披露した。「見どころは？」との問いには、「やっぱり友情ですね。映画のテーマもそうだし、親御さんも安心して観られる作品」（田中）と自信をのぞかせた。

1話10分というTV放送の中で、忍者学園を舞台に、落ちこぼれの見習い忍者たちが繰り広げる騒動を描いた本作。『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動！の段』では、夏休みの宿題が発端で起きた事件に、3人が立ち向かう。 監督自ら「映画ならではの時間と手間ひまをかけた作品」と語る1作だけに、完成が楽しみだ。

『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動！の段』は3月12日（土）公開。7月には三池崇史監督、加藤清史郎主演の実写版も公開される。

『劇場版アニメ 忍たま乱太郎 忍術学園全員出動！の段』
3月12日（土）全国公開
（Ｃ）2011　アニメ版「忍たま乱太郎」　製作委員会