
板尾創路ら映画『電人ザボーガー』の出演者と井口昇監督
現在開催中の第3回沖縄国際映画祭で、『電人ザボーガー』の上映が行われ、板尾創路、古原靖久、山崎真実、宮下雄也、佐津川愛美、電人ザボーガーと井口昇監督がレッドカーペットに登場した。
『電人ザボーガー』は、1974年にテレビ放映されていたピー・プロダクション制作の特撮シリーズを現代に甦らせた作品。今回の映画版では若き日の主人公・大門豊と、25年後の中年・大門豊の闘いと苦悩を二部構成で描く。
まず井口監督は本作について「この映画は、ひとりのヒーローが挫折して、もう一度立ち上がる映画。あの頃、テレビシリーズを見ていた方は40、50代になっておられるので『もう一度、僕らもヒーローになってみよう』ということを、ふたりの主人公で描きたかった」と説明。熟年ヒーローに扮した板尾は「最初に話をもらった時は『えっ?』と思ったんですけど、アクションもできる限り自分でやらせていただいたので、身体はキツかったですけど、やりがいがあった。『こんなオッサンでも特撮ヒーローの主演ができるんだ!』ということを世のおじさんたちに届けたい」と語り、「観たら勇気がもらえる映画なので、被災された方にも観ていただけたら」とメッセージをおくった。
最後に井口監督は「テレビシリーズが放映されていた頃は、日本が“熱い”時代だったんです。この映画はあの頃の“熱さ”を取り戻したくてつくったので、この作品を観て勇気と元気と絆を甦らせてもらえたら」とあいさつした。
「第3回沖縄国際映画祭」
3月22日(火)~27日(日)
宜野湾市 沖縄コンベンションセンターおよび周辺地区で開催中
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