
北川景子と向井理
矢沢あいの人気コミックを北川景子、向井理らをキャストに迎えて実写化した映画『パラダイス・キス』のプレミアイベントが30日に渋谷C.C.Lemonホールで行なわれ、北川、向井ら出演者と新城毅彦監督が舞台あいさつに立った。
映画『パラダイス・キス』は、受験を控え平凡な生活を送っていた女子高生・早坂紫(北川)が、矢澤芸術学院(通称:ヤザガク)でファッション業界を目指す学生たちにモデルとしてスカウトされたことで自分を見つめ直し、学園内で“天才デザイナー”と呼ばれるジョージ(向井)に振り回されながらも強く惹かれ、恋と夢を追いかけ成長してゆく姿を描いた青春ストーリー。
来日した歌手のsweetboxが劇中歌を2曲披露する中をモデルたちがランウェイし、映画さながらのファッションショーで始まった今回のイベント。壇上に上がった向井が「去年の夏にみんなで汗水たらしてがんばった作品なので、今日こうやって舞台あいさつをさせていただけてうれしいです」とあいさつすると、会場に集まった約1800人の観客からは大歓声があがり、北川も「こんなにたくさんの方が集まってくださるとは、とってもビックリしました」と笑顔を見せた。
向井は今回の役について「(主人公を)振り回すというあまり演じたことのないキャラクターで楽しかった。ジョージほどではないですが、実際の自分も振り回すほうです」と話すも、「ジョージは行動力と決断力はあるので嫌わないでください」とコメント。主人公が思いを寄せる徳森浩行を演じた山本裕典は「過去にないくらい自分なりの爽やかさを出したので、みんなには笑われましたが僕なりに頑張りました」と話し、イザベラ役の五十嵐隼士は「あんたたち、微動だにしないから美人の銅像かと思ったでしょ」と一喝するも、「映画を観ているときは五十嵐隼士だと思わないで観てください。男の格好でも一回だけ出ているのでぜひ探してください」と呼びかけた。
北川は「ジョージの台詞には人生でつまづいたときやネガティブになったときに、背中を押してくれるような言葉がたくさんあります。『自分の可能性を信じなきゃなにも始まらない』というのが私の一番好きな台詞で、『夢を叶えるのは才能ではなく情熱だ』などすごく共感できる言葉がたくさんあるので、ファッションやヘアメイクも美しいのですが、台詞にも注目してください」とPRした。
『パラダイス・キス』
6月4日(土)丸の内ルーブルほか全国ロードショー
(C)2011「パラダイス・キス」製作委員会
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